7.温泉水で育てた〔桜島美湯豚〕「大隅ミート産業」
豚肉の生産量日本一の鹿児島にはさまざまなブランド豚が存在します。中でも大隅ミート産業株式会社の「桜島美湯豚(さくらじまびゆうとん)」は地下1300メートルから組み上げたアルカリ性の天然温泉水と、山の湧水で育てられたブランド豚で、最近ではJAL国内線ファーストクラスの機内食にも採用されました。
甘みと旨味のバランスが絶妙できめ細かく入った脂身は口の中ですっと抜けます。温泉水は弱アルカリ性(ラドン泉)で、生物の生理作用に必要不可欠なミネラルがバランスよく含有され、免疫力や抗酸化作用など、身体の防衛機能を高める作用があります。この温泉水を飼育の全行程でつかうことにより、生体機能が活性化されて、増体も良く病気にも強い自然で健康な状態で豚が育ちます。
桜島美湯豚の魅力・こだわり
他の豚肉に負けない桜島美湯豚の魅力は、見た目・味・香りが良く、なにより脂身が美味しいことだと語る大隅ミート産業の小森社長。温泉水を飲ませることで、サプリに頼らずとも自然な代謝を促し良い肉質になっているのかもしれませんね!
また、なるべく自然に近い環境下で一頭一頭に人間と同じような愛情を注いで育てていると語る小森社長の笑顔はとても優しく、その笑顔と愛情を受けて元気な桜島美湯豚が育っている様子が想像できました。
また桜島美湯豚は、道の駅はまびらの敷地内「あっちゃんのお店」で購入できます!ぜひお立ちよりください。
〔お問い合わせ先〕あっちゃんのお店
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8.全て味わうことのできるおすすめ場所はココ!「薩摩 雅咲亭」
これまでにご紹介した、鹿児島の生産者さまによって大切に育てられた食材を楽しめるお店が、鹿児島市にある「薩摩 雅咲亭」です。
「鹿児島から日本を元気に、そして世界へ」を企業スローガンに掲げる薩摩 雅咲亭の代表、内野雅和さんは「鹿児島の本物の味を消費者に届けたい、そして生産者を応援したい」という強い思いの下、県内の生産者様との直契約にこだわっています。
そのこだわりは、提供する食材だけではありません。料理を盛るお皿やコップは鹿児島県の特産品である薩摩焼を使用しており、鹿児島県美山にある約425年の歴史と由緒ある薩摩焼の窯元「荒木陶窯」に直々にお願いをして特注しているそうです。こだわり抜いた薩摩焼のお皿がより一層、料理の美味しさを引き立たせます。
人気メニューのうな玉丼(写真1枚目左上)は、薩摩川内鰻のうなぎを備長炭で香ばしくふっくら焼き上げ、原田米店から仕入れるお米は味見ランキング全国一位を獲得した特A米「あきほなみ」を南部鉄器でシャッキリと米が立つよう炊き上げています。
ただ自分が美味しいと思った食材を仕入れて終わるのではなく、その食材を1番に活かす調理法にまでこだわる情熱に溢れる内野さん、本当に尊敬します。ぜひ皆さまにもご賞味いただきたいです。
また薩摩 雅咲亭は東京浜松町店、千葉県流山市TXGAおおたかの森店の2店舗を構えています。関東圏にお住まいの方もぜひ足を運んでいただき、鹿児島の本物の味を楽しんでいただけると嬉しいです。
〔お問い合わせ先〕薩摩 雅咲亭(鹿児島本店)