移動式オービスよりも怖い“最新パトカー”

警察組織というのは恐ろしいもので、いつの間にやらパトカーに恐怖のレーザーウェポンを搭載しちゃっています。…といっても、レーザー式速度測定機の話なんですけどね。

その速度測定機の名は「LSM-100」。移動式オービス「LSM-300」の兄弟モデルで、回転灯の中央にピタリと収まる箱型ボディが特徴です。

LSM-100を搭載したパトカーは「レーザーパトカー」と呼ばれ一部地域においてスピード違反の取り締まりに大活躍しています。

レーザーパトカーは違反者を捕らえる正義の味方、見方を変えればドライバーにとっての新たな脅威。後者としてはオービスより怖い存在……かもしれません。

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レーザーパトカーが「怖い」と言われる理由3つ

©sharaku1216/stock.adobe.com

スピード違反の取り締まりを恐れる人にとって、レーザーパトカーはかなり手強い相手といえます。レーザーパトカーが強敵たる所以を見ていきましょう。

レーザー式を採用しているから

レーザーパトカーの速度測定方式はレーザー式のため、レーダー探知機では検知できません。最新の探知機なら反応する可能性もありますが、次に解説する「ステルス式」で取り締まりを行っている場合は手の打ちようがありません。

ステルス式で速度測定できる(可能性がある)から

レーザーパトカーでスピード違反を取り締まる際は、まず警察官が違反車両を目視で確認し、次いでレーザー測定を行うと考えられています。

この取り締まり方式はステルス式と呼ばれており、実施されていれば、いかなる高性能レーダー探知機でも感知できませんパトカーに近づくまでレーザーが照射されないため、遠くからでは発見しようがないのです。

ちなみに、レーザーパトカーは違反車両を現場で捕まえます。路肩に身を潜め、スピード違反を確認したら猛然と追いかけるのが基本スタイル。オービスのように後日に通知が来るわけではありません。

速度測定する方向を変えられるから

レーザーパトカーに備わるLSM-100は着脱が可能なうえに、装着する向きを変えることにより、監視方向を前方・後方に切り替えられます。この特徴が意外と厄介で、どの車線が監視対象になっているのか判断を迷わせます。

たとえば、対向車線の路肩にレーザーパトカーが停まっているとして、対向車線と自車線のどちらを監視しているのか遠目にはわかりません。「こちらの車線は安全だろう」なんて油断していると、Uターンして追いかけて来る場合も。

なお、LSM-100にはスキャン用の四角い窓があるため、その窓さえ視認できれば監視方向がわかります。ただし、遠くからレーザーパトカーを発見して、かつ回転灯中央の窓まで確認することは難しいでしょう。

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