クリープ現象が原因となる交通事故に注意!

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ふとした折にブレーキから足を離したり、アクセルペダルとブレーキペダルを間違えて操作したことで、交通事故を起こしてしまったというのはよく耳にする話です。

クリープ現象で動いてしまって前の自動車にぶつかった(衝突事故)、ブレーキのつもりがアクセルを踏んだことでコンビニへ突っ込んだなど。

コインパーキングの料金支払い時の交通事故もあります。ドライブレンジのままブレーキを踏んだ状態で駐車券を機械に挿入して料金支払いをしていたところ、ブレーキペダルから足が離れて動き出し、パニックになってそのまま周りの自動車を巻き込んだ事故になったという内容です。

運転以外の別の操作をする際にはパーキングレンジやニュートラルレンジへシフトレバーを動かして、リアブレーキを効かせておきましょう。

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同乗者の安心感アップ!クリープ現象を駆使した運転テクニック

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というわけでAT車を運転する際にクリープ現象は付き物ですから、これをうまく利用して日々の運転やドライブに勤しむことが大切です。同乗者に安心して車内で時間を過ごしてもらえるように、クリープ現象を使いこなしましょう。

アクセルを踏まない発進・後退駐車

クリープ現象によってアクセルを踏むことなく発進と後退を低速度で行えるので、アクセル操作の手間が少なくなるのは明らかでしょう。MT車のようにクラッチを繋ぐ手間もないわけです。

アクセルを踏む機会・量が減少すれば聞こえてくるエンジン音も比較的小さくなるので、車内での快適性もアップ。いずれにせよ繊細なペダル操作はマストです。

坂道発進も楽々

MT車ですと坂道発進時に一瞬後ろへ下がってしまうといったこともありましたが、クリープ現象のあるAT車であればそんな心配もありません。変な心配をすることなく坂道での停車や発進を行えます。

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