【第5位】フェラーリ SF90 ストラダーレ
第5位にランクインするのが、フェラーリ初のプラグインハイブリッド車としてデビューしたSF90ストラダーレです。ハイブリッド車が速いイメージは中々しにくいかと思いますが、電気モーターの加速レスポンスの良さと、スーパーカー本来のハイパワーエンジンの相性は、お互いの弱点を補う事で優れた性能を発揮します。
SF90には排気量4.0L V型8気筒エンジンと、3機の電気モーターが搭載されます。それらの合計出力は驚愕の1000psとなり、モーターを使用する事で4WDとなることで確実に路面にパワーが伝わることで、脅威の0-100kmタイム2.5秒を記録しています。
いつの時代も車好きに夢を与えてくれるのがスーパーカー、そのトップに君臨し続けるフェラーリは、沢山の人々の心を魅了し続けてきました。これから電気が主流になっていく時代でも、フェラーリの『速い車を作る』という挑戦は続いていくのでは無いでしょうか。
全長 | 4,710mm |
全幅 | 1,972mm |
全高 | 1,186mm |
エンジン | 4.0L V型8気筒エンジン+モーター3基 |
最高出力 | 780ps/7,500 rpm |
最大トルク | 81.6kgf・m /6,000rpm |
税込価格 | 53,400,000円 |
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【第4位】ブガッティ シロン
第4位は、ブガッティ シロンです。ブガッティは元々スポーツカーを生産するメーカーでした。現在ではフォルクスワーゲン傘下となり、2016年に発表されたモデルがシロンです。
先代モデルのヴェイロンでも、1000psを超えるパワーで有名でしたが、シロンには8.0L W16型エンジンに、4つのターボチャージャーが搭載され、最高出力は1500psに達します。
0-100km加速は2.5秒、最高時速は420kmと言われてますが、設計上はさらにスピードを出す事が可能だと言われています。ブガッティの伝統を踏襲しつつも、現代のテクノロジーで武装されたシロンの性能は、後世に語り継がれることは間違い無いでしょう。
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【第3位】ダッジ チャレンジャー SRT デーモン
第3位にランクインしたのは、ダッジチャレンジャー SRT デーモンです。上位のほとんどを次世代のハイブリッド車、EV車が占める中で、こちらの車両は大排気量にスーパーチャージャーと、アメリカンマッスルカーの意地を感じるようなスペックです。
通常モデルのチャレンジャーに、トレッドを稼ぐためにワイドフェンダーが装着され、心臓部には6.2L V8 エンジンにスーパーチャージャーを装着し、最高出力は808hpを叩き出し、0-100km加速は2.4秒とかなりの好タイムです。
昨今ではモーターの加速性能の良さが注目され始め、自動車のEV化が急速に進んでいます。そんな中でも、ガソリン車の排気音の迫力、エンジンが吹け上がる時の陶酔感は、絶対に電気自動車では味わえません。いくら高性能なスピーカーから音を流してもそれに変わる事はないでしょう。
チャレンジャーSRT デーモンは、悪魔の名を冠した車両ですが、初めてガソリン自動車が開発された1886年から実に135年もの間、自動車業界を支え続けたガソリンエンジンのプライドを背負っているようにも感じられます。電気自動車ももちろん魅力的ですが、アメリカンマッスルカーの伝統は、時代が許す限り継続してほしいと願うばかりです。
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【第2位】テスラ モデルS プレイド
第2位には、今や世界一の電気自動車メーカーとなったテスラのフラッグシップモデル、モデルS プレイドがランクインです。電気自動車は加速性能の良さが売りでありますが、こちらのモデル S プレイドでは、その性能にはさらに磨きがかかっています。
電気自動車の加速が素晴らしいことは有名ですが、こちらのモデル S プレイドでは、最高速度も320kmと凄まじい性能を発揮しています。モーターも3機となり、最高出力は約1020psと、歴代最高のパワーを発揮しており、0-100km加速は2.1秒をマークしています。
テスラに関しては、量産型電気自動車の先駆者として性能やデザインなどかなり洗練されてきた印象です。今後もテスラの商品開発からは目が離せません。
全長 | 4,970mm |
全幅 | 1,964mm |
全高 | 1,455mm |
エンジン | モーター3機 |
最高出力 | 1,020PS |
最大トルク | 967N・m |
税込価格 | 15,099,000円 |
【第1位】ケーニグセグ ジェメラ
世界一速い車ランキング、0-100km部門で1位を獲得したのは、ケーニグセグ ジェメラです。ケーニグセグというメーカーに馴染みのない人も多いかと思いますので少し説明したいと思います。
ケーニグセグは、スウェーデン生まれのスーパーカーメーカー、『世界最高のスポーツカー』を作るために生まれたという謂れがあり、歴代モデルは軒並み高性能を発揮するスーパーカーです。
そんなケーニグセグが製造、販売をしている4ドア車で、見た目はスーパーカーのようですが、メーカー曰く『ファミリーカー』です。速さの秘密となる動力機関は、2.0L
ツインターボエンジンによる600psの加え、3機のモーターによる1100psを加え、総出力は1700ps、0-100km加速は1.9秒をマークしています。
EV車に関する技術が発達し、F1でもエネルギー回生を利用したシステムが採用され、速い車とEVパワーの関係が切り離せなくなってきました。スーパーカーメーカーの速さに対する挑戦は今後も続きそうです。
全長 | 4,975mm |
全幅 | 1,988mm |
全高 | 1,295mm |
エンジン | 2.0L ツインターボ+3モーター |
最高出力 | 1,700PS |
最大トルク | 356kgf・m |
税込価格 | 販売価格未定 |
番外編 スペック上世界で最も加速が速いクルマは?
アスパーク アウル
番外編で紹介するのが現在世界で最も0-100km加速タイムが速い車です。アスパーク アウルは、大阪の企業『株式会社アスパーク』が開発したEVスーパーカーです。生産はイタリアで行われ、販売予定台数は50台となるそうです。
アウルは完全に電気モーターのみで走る車両で、搭載されるモーターは世界一パワーがあるとされている物、4機のモーターの合計出力は2012ps、0-100km加速は1.69秒をマークしました。
生産台数の少なさもあり、ポピュラーな車両にはならないかもしれませんが、現在最も加速が速い車が日本生まれであることは非常に誇らしいですね。今後はモータースポーツの世界にも影響を及ぼすであろうEV技術、今後の動向にも要注目です。
全長 | 4,830mm |
全幅 | 1,935mm |
全高 | 990mm |
エンジン | 4モーター |
最高出力 | 2,012PS |
最大トルク | 2,000N・m |
税込価格 | 367,000,000円 |
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最高速度が速い車ランキングTOP10
続いては『最高速度』にフォーカスし、最高速度が速い順でランキングにしてみました。
速い車はどれかと考える時に、真っ先に思い浮かぶのは最高速度でしょう。0-100km/h加速よりも馴染みがあるかもしれません。
こちらも聞き馴染みのあるメーカーの車種を中心に紹介していきます。
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【第10位】パガーニ ウアイラ
第10位にランクインしたのは、イタリアのスーパーカーメーカー『パガーニ・オートモービル』が製造、販売しているスーパーカー『ウアイラ』です。同社が1999年に発表した『ゾンダ』の後継モデルで、エンジンにはメルセデスAMG製のV型12気筒エンジンが搭載され、最高速度は約370km を記録しています。
パガーニ社の特徴として、少量生産の特徴を生かしたワンオフモデルが多数存在することが挙げられます。こちらのウアイラにも複数台のワンオフモデルが存在し、インテリアやエクステリアに特別な意匠が与えられています。
独特な見た目にメルセデス AMGの強心臓を与えられたパガーニ ウアイラ、街中で見かける確率はとても少ないかと思いますが、そのルックスは1度見ると忘れられないような魅力がある1台と言えます。
パガーニ ウアイラのスペック
全長 | 4,605mm |
全幅 | 2,036mm |
全高 | 1,169mm |
エンジン | 6.0L V型12気筒 ツインターボ |
最高出力 | 730PS / 5,000rpm |
最大トルク | 1000N・m/3500rpm |
税込価格 | 約150,000,000円 |
【第9位】マクラーレン F1
第9位にランクインしたのは、イギリスのスーパーカーブランド『マクラーレン』が1993年に販売を開始した車両です。マクラーレン オートモービルはF1での活躍が有名なレーシングチーム『マクラーレン レーシング リミテッド』と同じグループに属する自動車メーカーです。
1993年に発売された車両ですが、マクラーレンが技術力を世界に知らしめる為に生まれた車両であったこともあり、その性能と価格は当時大きな話題を呼びました。エンジンにはBMW製のV型12気筒エンジンが搭載され、最高速度は386kmを記録しました。
マクラーレンF1の技術は現在の同社のスーパーカー開発にも生かされ、高性能な車両をリリースし続けています。モータースポーツファンではない人にも魅力的なエレガントなルックスとその速さで、後世に語り継がれる名車となった1台です。
マクラーレンF1のスペック
全長 | 4,287mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,140mm |
エンジン | 6.1L V型12気筒 |
最高出力 | 636PS ]/ 7,400rpm |
最大トルク | 66.4kgf・m] /5600rpm |
税込価格 | 約180,000,000円 |
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【第8位】サリーン S7 ツインターボ
第8位にランクインしたのはアメリカの自動車ブランド『サリーン』が製造販売しているスーパーカーです。元々はルマン24時間耐久レースに参戦するために開発され、その後公道仕様車が販売されました。
サリーンの特徴として、フォード車のチューニングを行った車両を販売していた背景があります。S7の場合は、フォードエンジンを参考にサリーンがオリジナル製作した排気量7.0LV8エンジンが搭載され、ツインターボモデルでは最高速度399kmを記録しました。
アメリカの車といえばマッスルカーのイメージが強いですが、サリーンS7のようなロードゴーイングレーサーのような車両も存在します。こちらも街中で見かけることは少ないかと思いますが、レースでの活躍も華々しい車両ですので、覚えておく価値アリな1台です。
サリーンS7ツインターボのスペック
全長 | 4,774mm |
全幅 | 1,981mm |
全高 | 1,041mm |
エンジン | 7.0L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 760PS / 6,300rpm |
最大トルク | 97.0kgf・m/6800rpm |
税込価格 | 約1,000,000$ |
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【第7位】9ff GT9-R
第7位にランクインしたのは、9ff GT9-Rです。9ffは、かの有名なポルシェのチューニングブランド『RUF』の開発責任者であったヤン・ファットハウアー氏が、『ポルシェ911をベースにした車両で最高速度400km超えを目指す』事を目標に立ち上げたブランドです。
9ff GT9-Rは、ポルシェ911(997型) をベースに1100psにまでチューニング、ボディー形状も伸びやかにデザインし直され、空力向上が図られ、最高速度は409kmを達成しています。
見事に目標を達成した9ff、今後もモンスターマシンの発表が期待されるブランドです。
9ff GT9-Rのスペック
全長 | 4,733mm |
全幅 | 1,860mm |
全高 | 1,180mm |
エンジン | 4.0L 水平対向6気筒ツインターボ |
最高出力 | 1136PS |
最大トルク | 1050N・m |
税込価格 | 約680,000$ |
【第6位】SSC アルティメット エアロ
第6位にランクインしたのは、アメリカの自動車メーカーSSC(シェルビー スーパーカーズ)が2004年に発表したスーパーカーです。こちらの車両も先ほど紹介したサリーンS7と同様に、それまでのアメリカンマッスルかーとは一線を画すデザインを持つのが特徴です。
シェルビースーパーカーズは、1999年に発足したメーカーで、シェルビー・コブラで有名な『シェルビー・アメリカン』とは無関係となります。
そんなSSCから発売された アルティメットエアロは、1287psを発生するパワーユニットをエアロダイナミクスに優れたボディーに搭載し、最高速度は412kmを記録しました。元々モータースポーツが盛んなアメリカでは、速さはステータスの一つともいえます。
SSCのようなスーパーカーメーカーも、新たな『アメ車』のジャンルとして今後も注目すべきポイントになっていきそうです。
SSC アルティメット エアロのスペック
全長 | 4,475mm |
全幅 | 2,101mm |
全高 | 1,092mm |
エンジン | 6.3L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 1287PS / 6,950rpm |
最大トルク | 153.8kgf・m/6,150rpm |
税込価格 | 約72,000,000円 |
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【第5位】ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ
第5位にランクインしたのは、ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツです。
ブガッティ ヴェイロンは、フォルクスワーゲンの関連会社として新たな歴史を刻み始めたブガッティ初の市販車として、2005年から販売がスタートしました。
そんなヴェイロンも、当初のモデルの最高速度は407kmを記録、凄まじい記録ではありますが、熾烈な最高速競争の中で、数台のスーパーカーによって記録が塗り替えられる事態が起こりました。
そんなヴェイロンにチューニングが施されたのが、こちらのスーパースポーツで、最高出力は1200psを発揮しています。気になる最高速記録は431kmを記録し、当時の世界記録を更新してみせました。
400km超えを可能とする最高速争いを激化させた存在がこちらのヴェイロンと言っても過言では無いと思います。現在新車で販売されていませんが、自動車の新たな歴史を作ったモデルとして、後世に語り継がれる名車となっていくでしょう。
ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツのスペック
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【第4位】ヘネシー ヴェノム GT
第4位にランクインしたのは、ヘネシー ヴェノムGTです。製造元はアメリカのチューニングメーカー『ヘネシーパフォーマンス』で、見た目でピンときた人もいるかと思いますが、ロータス エキシージをチューニングした車両となります。
軽量化が図られたボディーにGM製の7.0LV8エンジンをベースに1260psにまでチューニングされたエンジンを搭載し、最高速度は435kmを記録しています。ここまでも最高速度400kmを超える車両が揃い踏みする事は予想外でした。
そんなヴェノムの好記録を更新した上位3車種、一気に紹介していきたいと思います。
ヘネシー ヴェノム GTのスペック
全長 | 4,655mm |
全幅 | 1,960mm |
全高 | 1,160mm |
エンジン | 7.0L V型8気筒ツインターボ |
最高出力 | 1261PS / 6,600rpm |
最大トルク | 134.4kgf・m |
税込価格 | 約77,000,000円 |
【第3位】ケーニグセグ アゲーラRS
第3位にランクインしたのは、スエーデンのスーパーカーメーカー『ケーニグセグ』が製造販売していたアゲーラの上位モデルRSです。ケーニグセグのラインナップにはとてつもなく高性能な車両ばかりがラインナップされ、それらはスーパーカーを超えるハイパーカーと表現されることもあります。
アゲーラRSは、ケーニグセグオリジナルの5.0L V8エンジンを搭載し、最高出力は1160psを発揮します。車重も1295kgと比較的軽量で、最高時速は447kmを記録しました。アゲーラRSは、サーキットでの性能はもちろんですが、ストリートでの扱いやすさも考慮されている特徴もあります。
市販車である以上は、普通に公道を走れるという部分のポイントは高く、その辺りもケーニグセグのこだわりと言えるのかもしれません。
ケーニグセグ アゲーラ RSのスペック
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【第2位】ブガッティ シロン スーパースポーツ
第2位にランクインしたのは、ブガッティ シロン スーパースポーツです。第5位にランクインしていたヴェイロンの後継者に当たるのが、こちらのシロンになります。
ヴェイロンでも世間の度肝を抜く性能を誇りましたが、シロンに関してはそれを大きく上回るテクノロジーを与えられました。心臓部には8L W16型エンジンに4つのタービチャージャーを搭載し、脅威の1622psを発揮しています。
ブガッティに関しては、最高速世界一を何度も達成しながらも、後発に追い抜かれる事を繰り返しています。こちらのシロン スーパースポーツは、登場時に最高速度490kmを達成し、見事に世界一の座に返り咲きました。
4つのターボチャージャーを搭載するなど、意欲的に最高速世界一を狙い続けたブガッティ、しかし新たな刺客に世界一の座を奪われることになってしまうとは、この時誰が予想したでしょうか。
ブガッティ シロンのスペック
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【第1位】SSC トゥアタラ
第1位に輝いたのは、アメリカのスーパーカーブランドSSC(シェルビースーパーカーズ)が販売している『トゥアタラ』です。スーパーカーブランドはヨーロッパの方が有名なイメージですが昨今ではアメリカのブランドでもこのような高性能なスーパーカー、ハイパーカーの生産が盛んになってきた印象です。
トゥアタラの心臓部には、6.9LV8ツインターボエンジンが搭載され、最高出力は、1750hpを発揮します。気になる最高速度は、ついに500kmを超え、脅威の532kmを叩き出しました。自動車の最高速が500kmを超える時代の訪れを誰が想像できたでしょうか。
空力の進化、タイヤの進化、エンジン技術の進化、最高速度が向上することには様々な要素がありますが、一番の理由はエンジニアの情熱だと思います。昔から『車が空を飛ぶ』と言われますが、地に足を着けて走る間に一体何kmで走行する車両が現れるのか、今後の開発競争にも期待しましょう。
SSC トゥアタラのスペック
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