中心に導電発熱カーボン繊維を通した「芯鞘複合繊維技術」

芯鞘(しんさや)複合繊維技術と呼ばれるもので、繊維の中心部分に芯となる導電発熱カーボン粒子が組み込まれていて、そのカーボン粒子が太陽光線を吸収することで発熱するという仕組みです。もちろん、これまでにもカーボンを繊維に練り込んで同様の効果をねらっている素材はありますが、ソルファイバー®の場合はより高密度にカーボンの粒子を練り込み、その熱効率をアップさせています。高密度に粒子が密集することで高い発熱効果をねらえるだけでなく、繊維としての強度もアップするという側面もあるのです」。

釣り業界に限らずだが、カーボン素材を使用すると「何か…カッコイイ!」みたいな雰囲気効果をねらっている商品も多いようだが、少なくともソルファイバー®は明確な効果が期待できるようだ。疑っていたワケではないが…何か、スミマセン(汗)。


ソルファイバー®の繊維の中心には、太陽光線を吸収して発熱するカーボン粒子が高密度に密集しているので、既存のカーボン粉末を練り込んだ素材よりも発熱効果が高く、強度的にも優れている

資料提供:三山株式会社

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着脱時の不快なパチパチ「静電気」の発生も大幅に抑制!!

そして、化学繊維ならではともいえる、もっとも身近に感じられる効果も山口さんは指摘する。「着脱するときに静電気の発生を抑えてくれるので、あのパチパチしたイヤな感じが皆無に等しく、とくに乾燥しているウインターシーズンでもスムーズに着替えることができるはずです。このように弊社のアパレルは、釣りを始めとしたアウトドアシーンでより快適に過ごせることをサポートする機能を第一に、さらなるスタイリッシュさも追求して、お客様に満足していただける製品を目指しています。今回は『レイヤーテック キルティングアンダーシャツ』と『レイヤーテック キルティングアンダータイツ』の2点のみでしたが、2023年以降もソルファイバー®を採用した製品が続々登場する予定ですので、ぜひご期待ください!」
さすがアパレル企画販売担当者。最後はしっかりと今後のPRも含めてシメていただいた。


化学繊維によるアパレルでイヤなのが、着脱時の静電気。あのパチパチした不快感はどうにも受け入れがたいが、ソルファイバー®なら静電気の発生はほぼナシなのは嬉しい

首回りと袖口はストレッチ性が高く、着脱もイージー。余計なものが付いていないシンプルなデザインなので、ミドラーやアウターを重ね着してもゴワついたり、動きにくくなることはない

現在はメンズデザインのみのラインナップ。サイズはM、L、LL、3Lの4ラインナップとなっている