ロング版ジムニーの開発車両を動画でキャッチ!

これまでテストを行っている姿が何度か目撃され、写真や動画などでその姿を捉えられていたジムニーの開発車両。新たにその姿を捉えた動画がYouTubeで公開されています。

これまでに目撃された開発車両とは異なるカモフラージュが施されていますが、ボディ全体の造形やスペアタイヤのホイールデザインから、この“HR/26/TC/2017/3/449”のナンバープレート装着した開発車両はジムニーだとわかります。

カモフラージュ越しにはなるものの、給油口のハッチとドアハンドルを動画から確認でき、このふたつの距離は3ドアの通常のジムニーのそれよりも離れているようです。

後席用のドアのドアハンドルが確認できないため、5ドアであるかについては確認ができないものの、いずれにしてもキャビンが後方に伸びた、ホイールベースを延長したジムニーであることは間違いないと言えます。

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スペックシートに「5ドア、マニュアル、K15Bエンジン」と記載か

同時期にYouTubeで公開された別の動画でも、ナンバープレートが異なるものの同じ特徴をもったジムニーの開発車両が撮影されていて、こちらの開発車両では後席用のドアを備えていることがはっきりと確認できました。

そのため、前述の“HR/26/TC/2017/3/449”のナンバープレート装着した開発車両についても5ドアである可能性が高いでしょう。

また、“HR/26/TC/2017/3/449”のナンバープレート装着した開発車両のリアウインドウには、この開発車両に関する情報が記載されていると思われるシートが貼り付けられています。

その中から確認できる記載内容には、「Vehicle Fundushi」「YWD 5DR MT K15B Hi-LED」「RHD」とありました。

「YWD 5DR MT K15B Hi-LED」の表記に注目

注目は「YWD 5DR MT K15B Hi-LED」という表記。YWDはマルチ・スズキが開発する5ドアジムニーの開発コードであることがわかっているため、これらこの表記は開発車両の特徴を示す表記だと考えられ、YWDに続く「5DR」「MT」「K15B」「Hi-LED」についても、5ドア、マニュアルトランスミッション、K15B型エンジン、LEDハイビームを指している可能性が高いです。

「YWD 5DR MT K15B Hi-LED」の表記が撮影された開発車両の特徴であれば、ロングホイールベースのジムニーは5ドアのボディになり、パワートレインは日本のジムニー シエラと同じK15B型エンジンを搭載、トランスミッションにはマニュアル設定があり、LEDを用いたヘッドライトを装備するとまとめることができます。

なお、「RHD」は右ハンドルの指す言葉であると考えられ、日本へ導入する可能性を期待したいところですが、インドも日本と同じく左側通行で右ハンドルが一般的なため、右ハンドル仕様であることが日本への導入を確定的にする情報とはなりません。

マルチ・スズキはテストカーの愛称に「ふんどし」を使用?

「Vehicle Fundushi」は車名であると考えることができますが、開発車両のためこれは仮称を用いている可能性が高いです。

「Fundushi」は、他言語で該当する言葉が確認できなかったものの、日本語由来の“ふんどし”を指しているのであれば、公開できないものを隠しているという意味でこの言葉があてられているのかもしれません。

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