使用感
インナーテントで寝転んでみました。収容人数の上限が6人に設定されているので、ソロやデュオなどの少人数で使用すればかなり広いですし、大人2人、子供2人のファミリーが使うのにも、ちょうど良さそうです。
ワンポールテントのため、大人が立ち上がっても頭をぶつけることはありません。
フライシートを跳ね上げた「ヤドカリ状態」で設営するには、別途ポールを用意する必要があり、その点が引っかかるキャンパーさんもいるかもしれません。
しかし一般的にワンポールテントを使用する場合、リビングスペースを確保する為に、タープを使いたいと考える人もいるのではないでしょうか。その点、このヤドカリテントなら、ポールさえ用意してしまえばタープを用意する手間が省け、十分なリビングスペースを確保できるという利点があります。
インナーテントは夏は涼しく冬は暖かいポリコットン製。フライシートには巻き上げられるスカートが付いているので、冬はクローズして冷気をシャットアウトし、夏はヤドカリ状態で巻き上げればより空気を取り入れることができます。
ちなみにスカートが巻き上げられるのは、2021年5月以降に出荷された製品のみとなるのでご注意ください。
年間を通して使える仕様になっていて、しかもタープを用意しなくてもいいとなれば、総合的に見れば、コスト面でお得と言えるのではないでしょうか。
設営自体も、作業前は形状が通常のテントと異なる分、少し手間取るかもしれないと想像していましたが、インナーテントにフライシートの向きを合わせて重ねる作業は簡単にでき、、ワンポールテントのためポールを立ち上げるのも楽でした。メーカーから推奨はされていませんが、慣れてしまえば一人でも設営ができそうに感じました。
以上、ドッグラン付きキャンプ場「やまてらす-FUJIWARA OUTDOOR LIVING-」のスタッフがによる、DODの「ヤドカリテント」使用レビューでした。
↓ こちらもオススメ ↓
【DODに聞いてみた】ファミリーキャンプにオススメのキャンプギア5選
DOD「ヤドカリテント」製品概要
カラー:タン/カーキグレー
サイズ:
・組立時 幅460 × 奥行460 × 高さ300cm(外寸/約)
・インナー 幅430 × 奥行290 × 高さ300cm(約)
・収納時 幅70 × 奥行32 × 高さ32cm(約)
重量(付属品含む):15.7kg(約)
材質生地:
・フライシート 150Dポリエステル(PUコーティング)
・ポール スチール
・インナーテント ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
・フロア 210Dポリエステル(PUコーティング)
最低耐水圧:
・フライシート 2000mm
・フロア 5000mm
セット内容:フライシート、インナーテント、ポール、ロープ ×12本(うち8本はテントに取り付け済)、ペグ ×19本、ポール用バッグ、ペグ用バッグ、タイベルト ×2本、キャリーバッグ
※タープスペース跳ね上げ用のポールは別売りです。
DOD「ビッグタープポール」製品概要
カラー:ブラック/ウッド/レッド/シルバー
サイズ:直径2.8cm × 長さ254cm(最長)※先端直径:6mm
収納サイズ:幅58cm × 奥行14cm × 高さ3cm(約)
重量(付属品含む):1.0kg(約)
材質:アルミ合金
セット内容:キャリーバッグ
※シルバーは在庫切れ(22/10/20現在)