20m台のディープエリアならば
ボートからのキャスティングゲームも面白い!

20mディープくらいまでのキャスティングゲームなら、スイミングで誘うこのルアーの利点を活かせる使い方ができます。ただ、それ以上に深いとキャスティングしたとしても、ラインの角度が限りなくバーチカルに近い状態でルアーを操作する形になるので、このルアーの利点が活かせなくなります。深すぎるレンジには、残念ながらオススメはできませんね~」とは田中さんの弁。


ボートでのキャスティンゲームにも使用可能。シャローならば20gで問題ないが、20m前後のディープを探るなら30g&40gが適している

ただ、このフリフリシャッドは、ただ巻きだけでなくストップ&ゴーでボトムバンプさせ、ベイトがボトムでエサをついばんでいる姿を演出することもできるという。しかし…2本のトレブルフックがあるだけに、根掛かり必至なのでは……?

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ボトムで立つので根掛かり激減!
ロックフィッシュ&グルーパーにも使えそう!?

「実はこのフリフリシャッド、ボトムで“立つ”んです。重いヘッドに対してワームには一定の浮力があるので、リップの平面部分が着底して斜めに立ち上がります。トレブルフックはワームに刺して固定しておけばボトムに触れる確率はひじょうに少ないので、かんたんに根掛かることはないと思います」

ならばロックフィッシュやグルーパーといった、ボトムに潜んでいる魚たちをねらうこともできそうか!?

「オオモンハタやスジアラ、ベッコウゾイなど、大型に成長する魚たちなら、現在発売されている4in(インチ)サイズでちょうどよいかもしれません。ただ、ガシラ(カサゴ)やキジハタといった中~小型の魚たちに対してはルアーサイズが少々大きいので、実はダウンサイジングモデルも検討しているところです。私個人としては……欲しいですね!」

おぉ! まさかの追加サイズ案がすでにあるとは!! ただ、あくまでも「検討中」とのことなので、しばしの様子見というところか…。


30cmくらいまでのキジハタなどをねらうのならば、2.5~3in(インチ)サイズがほしいところだ。期待しよう!