セダンのメリットとデメリット

メリット

居住性 ・広いキャビン
・静粛性能に優れる
・乗降しやすい
走行性能 ・ボディ剛性が高い
・重心が低い
リスク回避 ・前後の衝突時にキャビンが保護される
・トランクを覗かれない

メリットを「居住性」「走行性能」「リスク回避」としてまとめました。

トランクを覗かれないというメリットは、トランクが外部から確認できないことによって荷物の盗難を防ぐことができる点であり、SUVや1BOX車にはない特徴です。

デメリット

ユーティリティ ・レジャーには向いていない
・シートアレンジができない
・乗車したまま荷物へのアクセスが不便
走行性能 ・小回りが苦手
積載物・積載量 ・長物の積載に向いていない
・FRの場合トランクの高さ、形が制限される

セダンのデメリットはシートアレンジができないことが挙げられます。小さな子供がいる家族には不便に感じるかもしれません。アウトドアにはSUV・1BOX車の方が利便性が高いといえるでしょう。

また、足代わりにチョイ乗りといった感じで車を利用するのであれば、小回りがきいて燃費もよいコンパクトカーの方が向いているといえます。

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セダンの主要車種

トヨタ クラウン

トヨタ クラウン
トヨタ クラウン

「クラウン」は日本を代表する高級セダンの1台であり、1983年のCMでは「いつかはクラウン」というキャッチコピーが話題を呼びました。

現行モデルは2018年に発売された15代目。 グレード構成も見直され「アスリート/ロイヤル/マジェスタ」といった聞き慣れたシリーズが廃止されました。

新時代の自動車・コネクテッドカーとして、車載通信機DCMを全車標準搭載。さらに、新プラットフォーム「TNGA」を採用し、3タイプのエンジンをラインナップするなど、車としての基本性能である「走る・曲がる・止まる」の機能が向上しています。

ホンダ クラリティPHEV

ホンダ クラリティPHEV
©MOBY/ホンダ クラリティPHEV

ホンダ クラリティ PHEVは「次世代のプラグイン ハイブリッド」として、2018年7月20に一般顧客向けとして販売を開始しました。プラグインハイブリッド車として、国内トップレベルのEV走行距離を達成しています。

このほかクラリティシリーズには PHEVの他に官公庁・企業向けにリース販売されている、燃料電池車(FCV)の「クラリティ フューエル セル(CLARITY FUEL CELL)」があります。

マツダ6(MAZDA 6)

マツダ6
マツダ6

かつては「アテンザ」の名前で国内販売されていたモデル。「MAZDA6」は海外での販売名でしたが、2019年の一部改良にあたり日本国内向け販売名もマツダ6へと統一されました。

一部改良により、エンジンラインナップのSKYACTIV-G、SKYACTIV-Dに、ガソリンターボである「SKYACTIV-G 2.5T」が追加。さらに、マツダの最新鋭車両統合制御技術「G-ベクタリング コントロール」の改良版が標準装備となりました。

日産 スカイライン

日産 スカイライン
日産 スカイライン

スカイラインの名前がつく車の歴史は長く、誕生はプリンス自動車(当時は富士精密工業)時代の1957年。「ハコスカ」の愛称で親しまれた名車も輩出するなど知名度・人気が高く、これまでクーペやハッチバックなどのボディタイプでも登場しました。

現在の13代目スカイラインは4ドアセダンのみ。V6ハイブリッドとV6ターボモデルを基幹とし、さらに最大出力405PSのハイスペックV6モデル「400R」もラインナップしています。

ちなみに、11代目から国外用ブランド「インフィニティ」モデルとしても海外で販売されており、国内で販売されるスカイラインにもインフィニティのエンブレムが付いていたこともありました。

2013年から発売されている13代目は、2019年のビッグマイナーチェンジにより、日産のエンブレムに回帰。国産車として初めて、高速道路の同一車線内ハンズオフ(手放し)運転を可能にした「プロパイロット2.0」を搭載したことでも話題になりました。

スバル インプレッサG4

スバル インプレッサ G4 フロントからサイド
©MOBY/スバル インプレッサ G4

スバル インプレッサG4

スバル インプレッサG4_2018
新車価格:194.4〜261.36万円

インプレッサの4ドアセダンタイプに「G4」の名前が付いたのは、4代目(2011年)から。それ以降、ハッチバックと並行して販売されています。

現行のG4は5代目。2019年に大幅な年次改良が行われ、「アイサイト・ツーリングアシスト」が全車に標準装備となりました。