いすゞ ビークロス(1997年)

クロカン界の超異端児、だからこそチョイワルオヤジにふさわしい

いすゞ ビークロス
©yo camon/stock.adobe.com

デザイン最優先でもチャラくはなく、発売から25年経つ今も未来風クロカンのコンセプトカーにしか見えませんが、レッキとした市販車、しかもいすゞ国内販売末期の力作です。

ビッグホーンのショートボディをベースに、当時最新の電子制御4WDなどデザインとは裏腹に、本格的な長距離ラリーにも耐えうる構造とメカニズムを持ちます。

派手な装飾で着飾った現在のクロスオーバーSUVより中身はタフ、並のクロカンでは太刀打ちできないデザインセンスは、この車そのものが「自動車界のちょいワルオヤジ」という、1台かもしれません。

リフトアップなど派手なカスタムをしても、そのまま乗っても目立つ車にふさわしいオヤジになりましょう!

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