こちらは「新」の方!『ドラゴンボール超 ブロリー』に登場した「バンプレスト 映画ドラゴンボール超 超刻武勇伝 超サイヤ人ブロリーフルパワー」(バンプレスト)

【画像】優男からスーパーサイヤ人への変貌のギャップが凄い旧・ブロリーと、ドロドロで怖すぎる「バイオブロリー」を見る(4枚)

新旧ブロリーの違いは?

 劇場版「ドラゴンボール」シリーズに登場するオリジナルキャラクターのブロリーは、「ドラゴンボールZ」シリーズと『ドラゴンボール超 ブロリー』でキャラ設定が異なるため、「旧ブロリー」「新ブロリー」とも呼ばれています。ネット上では、2パターンのブロリーに関して「どっちが好き?」と話題になっていました。

「ドラゴンボールZ」シリーズ3作に登場する旧ブロリーは、普段は優しそうな雰囲気の人物です。超サイヤ人や伝説の超サイヤ人になるにつれ暴走を始め、敵意や憎しみを感じる顔つきに変貌します。

 一方で新ブロリーは無口で、サイヤ人らしくない争いを好まない性格です。父・パラガスとブロリーと出会ったフリーザ軍のチライの「本当は戦うの好きじゃないんだろ」との発言に対し、ブロリーは言葉を詰まらせます。またブロリーのことをパラガスが武器として扱っているのではないかとの問いに対しては、「お父さんのことを悪く言うのはいけない」と発言していました。

 ネット上では「旧ブロリーからは想像できないギャップが好き」「新ブロリーはおとなしくて可愛げがあるよね」との声が上がっていました。

 旧ブロリーは幼少期から戦闘力がずば抜けており、普段から力をコントロールできるように頭に制御装置がつけられています。伝説の超サイヤ人にまで変身可能で、悟天やトランクスなどを簡単に一掃するほどの力の持ち主です。さらに、悟空のかめはめ波を受けても動じない耐久力を兼ね備えています。

 新ブロリーも幼少期から戦闘力は920あったものの、力を制御できないため、暴走すると電流が流れる装置を首につけていました。新ブロリーは戦いのなかで成長していくタイプで、悟空とベジータがフュージョンしたゴジータ相手に、「超サイヤ人フルパワー」と呼ばれる状態にまで進化しました。フルパワー時のブロリーを相手にした悟空は、「たぶん(破壊神)ビルス様より強いぞ」と発言したほどです。

 ネット上では「旧ブロリーは力の化身って感じ。あの圧倒的な雰囲気はインパクト強い」「敵としては旧ブロリーのほうが好きだけど、キャラとしては新ブロリーのほうが理解しやすいかな」「新ブロリーはかわいそうな一面も多くて、より感情移入できるよね」など、新旧それぞれ異なる魅力が感じられるため好みが分かれていました。

 ブロリーはメインではないものの『ドラゴンボール超 ブロリー』の次作の映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』にも登場し、新旧合わせて5回と劇場版オリジナルキャラクターとしては映画最多出演の人物となりました。『超』の方では戦ったのちに悟空と仲良くなっている人気キャラ・ブロリーは、今後の劇場版『ドラゴンボール』作品や、2024年スタート予定の新アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA』で登場するのか、期待が高まります。