『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』 画像は同作のAndroidアプリ版 (C)1988, 2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved

【画像】二度と見たくない? ファミコン世代のトラウマになった『ドラクエ』の強敵モンスター(4枚)

ボス級に強かった恐ろしすぎる魔物とは?

「ドラクエ」シリーズには、強すぎて「バグか?」と疑ってしまいたくなるようなモンスターも存在しました。ただのザコキャラだと油断して、痛い目に遭ったプレイヤーも多かったはずです。そこで今回は異常なほど強く、遭遇したくないと願った厄介なザコモンスターを紹介します。

 ダンジョンなどで、あまりお目にかかりたくないのが、いわゆるトラップモンスターです。とくにファミコン版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』に登場した「ひとくいばこ」は、凶悪極まりない強敵でした。

「ひとくいばこ」が生息しているのは「ピラミッド」で、レベル10台に訪れる比較的序盤のダンジョンです。しかも宝箱に擬態しているため、「ひとくいばこ」が潜んでいる宝箱を開けてしまうと確実にバトルに突入します。

 その「ひとくいばこ」の攻撃力は、脅威の「200」です。これはラストダンジョンの「ゾーマの城」に出現する「だいまじん」と同じ攻撃力で、それを上回るのはバラモスやキングヒドラなどの最終盤の強敵や、ラスボスの大魔王ゾーマくらいのものです。

 しかも高火力なだけでなく、相手を眠らせて動けなくする「あまいいき」まで使ってくるのが非常に厄介です。

 そんな魔物と序盤に戦うことになるのが恐ろしすぎて、ファミコン世代のプレイヤーからは「中盤以降の敵集団より、ひとくいばこ1体の方が怖い」と言われたほどでした。

 続いて、ファミコン版『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』に登場する「ドラゴン」も相当手強いモンスターです。初期の頃の「ドラクエ」シリーズの代名詞とも言える魔物で、とくに2作目での存在感は強烈でした。

 なんといっても「鬼畜ダンジョン」として知られる「ロンダルキアへの洞窟」の難易度を上げている要因は、ドラゴンによる襲撃と言っても過言ではありません。

 ドラゴンが強敵である理由は、洞窟ではダントツで強力な「通常攻撃」と「ほのお」による全体攻撃にあります。しかも、ロンダルキアへの洞窟では、最大で4体のドラゴンが同時出現するため、連続で「ほのお」を吐かれたらそれだけでパーティが全滅するおそれがありました。



鬼畜ダンジョン「ロンダルキアへの洞窟」が登場するファミコン版『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(エニックス)

(広告の後にも続きます)

遭遇したら嬉しいモンスターのはずが……

 意外なところでは、FC版『ドラクエ2』で初登場した「はぐれメタル」も忘れられない強敵です。本来は倒した際に大量の経験値をくれる、ありがたいモンスターですが、複数の強敵と同時出現したときの「はぐれメタル」は油断できない相手になります。

 FC版『ドラクエ2』の「はぐれメタル」は通常攻撃を行わないかわりに、全体攻撃の「ベギラマ」や、こちらの命中率を低下させる「マヌーサ」の呪文を使ってきます。

 ロンダルキアへの洞窟の「はぐれメタル」は「ホイミスライム」と同時出現することもあって、長期戦は避けられません。そうなると、ただでさえ強力な「ベギラマ」は猛威をふるい、大量経験値をゲットするどころか「はぐれメタル」によって全滅させられた人も少なからずいるはずです。

 さらにハーゴンの神殿では「あくましんかん」や「ギガンテス」といった強敵と同時出現するので、状況によっては「はぐれメタル」の出現を素直に喜べないことも多々ありました。

 ちなみに、FC版『ドラクエ2』は難易度が高すぎると制作サイドも判断したのか、リメイク版の「はぐれメタル」の使用呪文は「ギラ」のみに変更されています。

 このようにファミコン版の「ドラクエ」シリーズは、けっしてRPG初心者にやさしい難易度ではありませんでした。こうした強敵に苦しめられたことが忘れられないファミコン世代の人は、案外多いのではないでしょうか。