昭和最後のスーパー戦隊シリーズ『超獣戦隊ライブマン DVD COLLECTION VOL.1』 (C)東映

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シリアスなシーンの多さも人気の理由?

 1975年から始まったスーパー戦隊シリーズは『秘密戦隊ゴレンジャー』を第1作目として始まり、毎年のように新作が制作、放送され続けています。そうしたなか、ネット上では「30代に一番人気の戦隊作品」が話題になっていました。その30代に選ばれた戦隊作品には、昭和の終わりから平成初期にかけてのタイトルが並びます。

 そのひとつは昭和最後のスーパー戦隊シリーズとして放送された『超獣戦隊ライブマン』でした。本作はリーダーの「レッドファルコン」はじめ「イエローライオン」「ブルードルフィン」、物語の途中から加入する「ブラックバイソン」「グリーンサイ」の5人が、「武装頭脳軍ボルト」と戦います。右腰にある光線銃「ライブラスター」を駆使したり、光球と化した5人が敵に突撃する必殺技「スパークアタック」を繰り出したりなどと、多彩な攻撃で多くの視聴者を魅了しました。

 本作ではトラウマといわれる描写が多く、第1話から登場して後に敵幹部の「ドクター・オブラー」としてたびたび現れる「尾村豪(おむらごう)」は自ら人体実験を繰り返し、人間の姿からどんどんと怪物になっていきます。ネット上では「進化過程のビジュアルがトラウマになるレベルで怖い」「なかなかのハードシーンのひとつ」などの声が挙がっており、特殊メイクとはいえ視聴者にかなり強い印象を与えたようです。



平成最初のスーパー戦隊シリーズ『高速戦隊ターボレンジャー DVD COLLECTION VOL.1』』 (C)東映

 続く、元号が昭和から平成に変わって1作目のスーパー戦隊『高速戦隊ターボレンジャー』は現役高校生が主人公の作品で、こちらも話題になっていました。スーパー戦隊といえば動物をモチーフにした作品が多く見られるなか、シリーズ初の「自動車」という要素が取り入れられています。地球の平和を脅かす敵「暴魔百族」が約2万年の封印から復活してしまい、これと戦うというストーリーです。

 本作は第1話のストーリー序盤から、1979年放送の『バトルフィーバーJ』や前述した『超獣戦隊ライブマン』など、歴代のスーパー戦隊が応援に駆けつけるというサプライズ演出がありました。この第1話はスペシャル編として放送され、本格的な物語は第2話からスタートします。個性的でユニークな敵(ボーマ)も多かったようで、例えば初期から登場している暴魔「ズルテン」のオナラは、嗅いだ人を眠らせる効果があるというものです。

 視聴者からは「ターボレンジャーはOP、ロボットまで全部好き」「レッドがめちゃくちゃ強くてシリーズのなかでも一番惹かれる作品」といった好評の声が数多く挙がっていました。



スーパー戦隊シリーズ初の兄弟戦隊『地球戦隊ファイブマン DVD COLLECTION VOL.1』 (C)東映

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まさかのリーダーが死ぬ? 思わぬ展開に「一生忘れない」

 このほか30代から人気を博していたのは、シリーズ第14作目の『地球戦隊ファイブマン』でした。メンバー全員が兄妹という設定の本作では、地球に侵略する「銀帝軍ゾーン」と戦います。また、今までのスーパー戦隊にはあまり見られない驚きの展開がありました。

 第32話「学、死す!」ではリーダーである「ファイブレッド」が戦死してしまいます。リーダー格のヒーローが死んでしまうというショッキングな内容に「この回はいまだに覚えている」「辛かったけど、伏線回収がすごくきれいだった」などの声があがっていました。

 最終的には敵である「ワニカエルギン」の過去に戻る能力を逆手に取り、見事「ファイブレッド」を生き返らせて戦いに勝ちます。こういった予想できない展開がより物語に厚みを与え、目が離せない視聴者を多く生んだのかもしれません。

 幼少のころ夢中になっていた人も多いであろうスーパー戦隊シリーズは2023年末現在、動画配信サイトなどでさまざまな作品が鑑賞できます。この年末は懐かしい作品の数々を振り返ってみてはいかがでしょうか。