最強さが際立つ『葬送のフリーレン』アニメ化決定ビジュアル (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

【画像】え…ネタバレ注意! こちらが「敗北したメインキャラ」です(4枚)

一対一で対抗できる人間はいない!?

 例えば、バトルものの定番展開といえば、主人公が訓練や試練を乗り越え、戦いを繰り返した末に強さを手に入れるというものです。主人公だから勝てるというわけではなく、ときに敗北も経験し、それすらも糧(かて)として成長します。ですが、物語の開始時点ですでに「敵なし」の強さを誇る「最強キャラ」も存在します。負けることが想像できない、「無敵枠」キャラを3人ご紹介します。

 まずは、「大丈夫、ぼく最強だから」と自ら「最強」を名乗っているのが、『呪術廻戦』の五条悟です。主人公・虎杖悠仁が通う「東京都立呪術高等専門学校」の教師で、「五条先生」と呼ばれています。彼は生まれながらに五条家の人間にしか発現しない「六眼(りくがん)」を持っており、出生時から「最強」となることが決まっていたともいえます。

「六眼」を持つ五条先生は、術式「無下限呪術」を使うことができます。簡単にいうと、自分の周りに「無限」をまとうことで、敵が永遠に触れられなくする、というものです。つまり、どんな攻撃も五条先生に当たることはありません。そのため、TVアニメ2期で描かれた「渋谷事変」では、「五条悟を倒すことはできない」と考えた呪詛師や呪霊たちは、彼を封印し、無力化する作戦を企てました。

 続いて、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のヨルです。ロイドこと、凄腕のスパイ<黄昏(たそがれ)>のかりそめの妻となり、アーニャの母役を務めています。表の顔は市役所の事務員ですが、その正体は最強の殺し屋、コードネーム<いばら姫>です。黒いドレスをまとい、針のような2本の短剣で華麗にターゲットを始末します。

 ヨルの強さは日常生活でも並外れており、もはや別次元のスペックです。スーパーで買い物中、アーニャがさらわれかけた際には、ゴロツキに対して素手でカボチャを粉砕して撃退します。また、身体の頑丈さも異常です。殺し屋の仕事で尻に銃弾を受けたときも、応急措置だけで日常生活に戻ります。ロイドとのデート中は尻の痛みに耐え続け、ターゲットの生き残りから毒を盛られても、逆に痛みが麻痺して楽になってしまったほどです。

 最後は、『葬送のフリーレン』の1000年以上生きたエルフの魔法使い・フリーレンです。エルフの里でもっとも強かったフリーレンですが、魔族の襲撃から里の人びとを守りきれず、死にかけているところを魔法使い・フランメに助けられました。フランメの元で修行し、師匠亡きあとも、魔法の鍛錬を続けてきました。本人は「だらだらと生きていた」といっていますが、勇者ヒンメルはフリーレンを「僕が出会ってきたどの魔法使いよりも強い」といい、パーティに誘います。そして、フリーレンをパーティに加えた勇者一行は、ほかのどのパーティもなしえなかった魔王討伐を果たします。

 ヒンメル亡きあと、フリーレンは勇者一行の弟子たち、フェルンとシュタルクとともに再び旅に出ます。フリーレンはふたりに、過去の戦いで「負けた」敵について語ることもありますが、倒せないがために封印するという手段をとったり、仲間たちとともに逃げる選択をしたりと、致命的な敗北はなかった様子です。魔王討伐後も生き残っていた「七崩賢(しちほうけん)」と呼ばれる魔王軍の幹部のひとり、「断頭台のアウラ」すら、圧倒的なフリーレンの魔力量の前にあっけなく倒れました。

 フリーレンは、仲間にいれば「絶対に負けない」安心感を与えてくれる最強キャラといえます。ですが、「一級魔法使い試験編」では、能力が完全にコピーされた複製体が敵として現れるという、絶望的な展開を迎えます。パーティ戦が描かれることが多い本作ですが、一対一でフリーレンに対抗できる者は、人間にはまずいないでしょう。