悪魔の実を持って笑顔のカク。画像は「エクセレントモデルLIMITED Portrait.Of.Piratesワンピース“LIMITED EDITION” カク」(バンダイ)

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戦闘・性格・技能の全てが高い有能キャラ

 多くの魅力的なキャラクターが登場する人気マンガ『ONE PIECE』には、出番が少なくても意外と深みのあるキャラが存在します。ネット上では、元CP9でボケも担当する「カク」が、実はかなり有能ではないかと話題になっているようです。

※この記事では『ONE PIECE』の単行本未収録、未アニメ化のエピソードを含みます。ご了承の上お読みください。

 カクは四角く角ばった長い鼻と帽子がトレードマークの青年で、一人称は「わし」、語尾に「じゃ」をつける口調が特徴です。同じく長い鼻を持つウソップと、間違われたこともありました。 そんなカクは、「ウォーターセブン編」で嵐脚(ランキャク)と2本の刀を合わせた4刀流でゾロとの死闘を演じるなど、戦闘時には剣士として高い能力を見せつけています。

 また、「ウォーターセブン編」の途中から「ウシウシの実」モデル・麒麟(ジラフ)の能力者となり、能力を開放すると角ばったキリン人間の姿に大変身! 本人は気に入っているのか、ゾロに「かっこ悪!」と評価された時にショックを受けるコミカルなシーンもありました。ネット上では「ゾオン系の耐久性と、キリンの背の高さがあれば見張りとして優秀じゃない?」と、その高性能な能力を評価するコメントも見られます。首や手足が長すぎるため、弱点にもなりかねないのですが、カクはもともとの身体能力、戦闘のセンスでカバーして、長い体のパーツも武器にしていました。

 さらに、諜報員でありながらも基本的に優しくてノリが良い性格のカクは、ボケ要員として使われる場面も。特に、悪魔の実の能力で変身した際に「四角なのに死角無し」とダジャレを発言してから、ゾロに「うるせェよ!!!」とツッコまれるシーンは印象的です。読者からは「クールなのにノリがよい性格が人気の秘訣だと思う」といった分析もされています。

 また、潜入していた造船工場「ガレーラカンパニー」では職長として働いていたように、カクは船大工としても高いスキルをもっていました。幼少期の船の模型で遊ぶ様子も描かれており、船が好きなことに嘘はないようです。そんなカクは日常を船の上で過ごす海賊たちにとっても、なくてはならない存在でしょう。「実は船大工のプロなのも魅力的」「戦闘・性格・技能の全てにおいて完璧なオールラウンダーだわ……」「海賊になった方がいいのでは」といった声もあります。

 そんなカクは、「ウォーターセブン編」が終わったのちも、フィギュアが発売されるほどの人気キャラです。今はCP9からCP‐0に所属しているカクは、最終章に入ってから久々に登場しました。また、人気のキリン姿に変身してくれるのか、期待が高まります。