旅の楽しみとして “渋谷で暮らす”を体験する!

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“100年に一度の規模”といわれている渋谷の大開発もいよいよ大詰め。2023年末、渋谷駅の南西に位置する桜丘に、このプロジェクト最後の複合高層ビル「Shibuya Sakura Stage」が完成し、その中の施設が順次オープンしています。

この複合施設を構成する目玉のひとつとなるのが、今回ご紹介の「ハイアット ハウス 東京 渋谷」です。中・長期滞在も可能なサービスアパートメントタイプの宿泊施設「ハイアット ハウス」は、石川県の金沢に続き、この東京・渋谷が国内2軒目です。

「Shibuya Sakura Stage」はJR渋谷駅周辺にぐるっと張り巡らされた遊歩道とつながっていてアクセス抜群。JRの線路を挟んで向かい側に立つ「渋谷ストリーム」とも3階の通路でつながっています。

「サクラステージ」内の遊歩道を恵比寿方面に進んだ屋上庭園に、ホテルのメインエントランスがあります。車でアクセスの場合は、車寄せのある2階エントランスからエレベーターで直接ロビー階へ向かえます。

3階エントランスは、ちょっとした待ち合わせができるソファとカウンターがあります。この階からエレベーターでロビーのある16階へ。

こちらがロビーフロアです。シンプルモダンのなかにカジュアルな遊び心を取り入れたデザインが、ホテル全体で統一されたテーマ。奥まで続くロングカウンターが目を引きます。
このカウンターにはユニークな仕掛けがあるので、のちほどご紹介しますね!

カウンターの手前側がレセプションになっているので、ここでチェックインをします。さすがはハイアットのホテル!と納得する丁寧な対応に安心感を覚えます。

ハイアット ハウスでは、従来のホテルのような“ゲストとホテルの従業員”という関係ではなく、ハウスで同じ時間を過ごす者としてリスペクトし合う関係性を提案しているそうですよ。この距離感、意外に心地よいです。

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快適なロングステイが可能な充実の客室設備

こちらが宿泊するソファベッド付きツインの客室(1泊1室5万3856円~。税込、宿泊税とサービス料別)です。壁や天井、床はホワイト、家具にも白木を使って、とても明るい印象。グラフィックアートやベッドのヘッドボード、イス、クッションの差し色を効かせて、文化が混ざり合う渋谷のポップな楽しさが表現されているよう。

ベッドが二つありますが、広さは32㎡なので、感覚としてはリアルな東京での一人暮らしの少しゆとりがあるお部屋という感じ。客室は6階以上にあるので、大きな窓から都内の町並みを眼下に眺められます。

入り口側はこんな感じ。ドアの方から、全身鏡、クローゼット、オーブンレンジと冷蔵庫、キッチンが並び、暮らすために必要なものがすべて揃っています。

クローゼットは扉のないタイプで、幅が90㎝くらい。スーツケースを広げる場所と深めの引き出し、ハンガーはたっぷり10本ほど用意されています。

短期間の滞在でも、客室に電子レンジと2ドアの冷蔵庫があるのはありがたい!

キッチンには、カトラリーから器、料理器具にいたるまでひと通りのグッズが揃っています。長い滞在なら本格的な調理も可能ですし、買ってきたお惣菜でもちょっと料理を温めたり、盛り付け直したりするだけで、ワンランク上の食事になりますよ。

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例えば、近くの複合施設の食品フロアで買い揃えたお惣菜やパン。こちらをお皿に盛り付けしなおせば……。

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盛り付け直しただけで、こんなに素敵な食事になります!容器のままだと味気ない食事も、ちゃんとしたお皿やカトラリーを使えば、おいしさが格段にアップ。 

食後にネスプレッソや、ロンネフェルトの紅茶など好きなホットドリンクを用意すれば、満足のいくランチタイムに。ちなみにロンネフェルトの紅茶は、イングリッシュブレックファストとクラシックグリーン(緑茶)の2種類が用意されています。ロンネフェルトの緑茶は苦味が少なく後味がさわやか。

クローゼットの向かいにあるこのアクアブルーの扉がとってもかわいいんです!中はもちろん……。

バス&トイレになっています。写真の左側に便座があるのですが、明るく清潔感があって扉を開け放しておいてもまったく気にならないくらいです。鏡も洗面台も広くて使いやすく、照明の位置がちょうどよいので、お化粧しやすい明るさです。中・長期滞在に便利な、ドラム式の洗濯乾燥機が完備されています。

バスルームは、洗い場を確保したシャワースペースと大きなバスタブが分かれています。都内の一人暮らしのお部屋にはないくらいの広い洗い場&お風呂にテンションアップしますよ。

シャンプー&リンスなどのアメニティは、「Dr.バーニー・ケネット」がハイアットのために開発したオリジナルコレクションの「KenetMD」。植物由来の成分を配合した軽い使い心地のシリーズです。

こちらのパジャマがお気に入りです!ガーゼのような軽さのコットン生地で、ストライプの裏地が折り返した時にチラ見えしてかわいいんです。トップスは襟がないから首回りがすっきり、パンツは腰を紐で縛るタイプです。

タオルはバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類なのですが、バスタオルとフェイスタオルの大判ぶりに驚きます。フェイスタオルは小さめのバスタオルぐらい、バスタオルがちょっとしたブランケットくらいのサイズがあります。

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客室の備えとは別ですが、チェックインの時に受け取るこの「SHIBUYA MAP」は、ホテルのスタッフが自ら足を運んでリサーチしたおすすめの飲食店を紹介するオリジナルガイドマップ。お笑いタレントのネゴシックスさんのイラストがかわいくて、旅の記念になりますね。