日本初の蔘鶏湯専門店。メニューは名店の味を継ぐ一品のみ

今から約40年前に韓国から来日した朴 三淳(ぱく さむすん)さんが営み、人気を博した韓国料理の名店「韓味一」。そこのコースでしか味わえなかった看板メニュー「蔘鶏湯(さむげたん)」を気軽に味わってほしい、とサムゲタン専門店「蔘鶏湯人ル」は誕生しました。2021年7月オープン以来、カウンター9席の本店は予約が取りにくい人気店に。混雑緩和のため、次の年にオープンしたのが「はなれ」です。

「蔘鶏湯人ルはなれ」はJR・鶴橋の駅からすぐ。細い路地に立つ隠れ家っぽい雰囲気で、朴さんの顔が描かれた暖簾が目印です。

店内でまず目に入るのは小鍋が並ぶ、大きな丸いコンロ。韓国ではひとつの鍋を大勢で囲むサムゲタンを、1人用の鍋にアレンジして提供しています。そのコンロを12席のカウンターがコの字型にぐるり。本場で時代の先端をいく韓国料理店に訪れたような、スタイリッシュな雰囲気です。

奥には6人掛けのカウンターを備えた個室もあります。

ソロおすすめ Point
おひとりさまにとってカウンターはテッパン!目の前にサムゲタン用の小鍋が円形に並び、お店に足を踏み入れた瞬間から、異国を訪れたようなワクワク感が味わえます。1人用の鍋おひとりさまに最適!

(広告の後にも続きます)


約1時10分の時間制。流れをサラッと予習しましょう

「蔘鶏湯人ル」は、5部制に分かれていて各回約1時間10分の時間制。開始時間に席に着くと、一斉にスタート。まずスタッフから流れについて説明があり、ドリンクをオーダーします。メニューは「蔘鶏湯御膳」2500円のみ。サムゲタンにパンチャン(おかず)7種、デザート(柚子シャーベットやバニラアイスなど時期により変更)が付きます。

ソロおすすめ Point
一斉スタートの約1時間10分制なので、全員食べることに集中し、お客さん同士のおしゃべりは少なめ。丁寧な接客に定評があり、食べ方や韓国の文化についてスタッフに気軽に聞けるので、ひとりでも気兼ねなく楽しめます。