主婦レスラーやアイドルレスラーも参戦

マーベラスと関鉄が、共同で演出を考えた車内はハプニングの連続。途中の寺原駅で乗り込んできたのは、乗り遅れたツアー客と思いきや実は渡辺智子選手。おもちゃのバット手にあばれ回ります。1989年デビューで、クラッシュギャル時代を知るレジェンドです。

渡辺選手の愛称は「主婦レスラー」。ほかにアイドルレスラー、留学生レスラー、男性レスラー(井坂レオ選手)と何でもありがマーベラスの特徴。全員が長与選手ゆずりのストロングスタイルを継承します。

試合形式は10分2ラウンド制で、インターバルは「ぐるぐるバットレース」。揺れる車内に目を回す選手が続出、車内は爆笑の渦に包まれました。

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試合は暴走でも列車は安全運転!?

車両基地では、〝鉄分多め〟のプログラムが用意されました。鉄道イベントの定番、列車との綱引きでは、観客総出でびくともしなかったキハ2300が、井坂選手らが助っ人に加わるとゆっくりと動き出し、プロレスラーのパワーを見せ付けました。


列車との綱引き。鉄道イベントでは今や定番中の定番です

続いてはマーベラス選手が、関鉄の新入社員に扮して車両基地内で列車運転体験。試合は暴走でも、ハンドルさばきは安全運転。しかしファイターの血が騒ぐのが(?)、一定のスピードを出していました。

復路の取手行き車内では、クイズやじゃんけん大会で思い出づくり。参加者は「次回も同様の企画があれば、ぜひ参加したい」と再開を約束して帰路につきました。