台湾の古都、台南ではどこか懐かしさを感じるかわいい雑貨たちに出会うことができます。
そこで今回は、老舗の生地屋さん「錦源興」で見つけた台湾モチーフの雑貨たちをご紹介します。お土産にもピッタリなので、台南を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
目次
台湾の”かわいい”が見つかる雑貨店「錦源興」とは?
よくみると台湾の日常が!デザインいろいろ
オンラインストアでも購入可
台湾の”かわいい”が見つかる雑貨店「錦源興」とは?
「錦源興」というお店があるのは、台南らしい細い路地の一画。もともとは、布の染色や輸入を行う生地問屋だったという「錦源興」。現在の場所で、台湾をモチーフにしたオリジナル雑貨を売るようになったのは、2020年からだそうです。
古き良き台湾の面影を残す古民家をリノベした店内は、1、2階が売り場、3階はギャラリーになっています。
よくみると台湾の日常が!デザインいろいろ
コンパクトな店内に所せましと並ぶカラフルな雑貨たち。バッグや帽子、文房具やコースターなど様々です。
もちろん布自体の販売もしているので、お気に入りの布を欲しい分だけ買って、自分だけの雑貨を手づくりしたり、、、ということも可能です。
「錦源興」が手掛けるデザインの1つ1つにはそれぞれ意味があります。たくさんのデザインがありますが、その中からいくつかをご紹介します。
(左)タピオカミルクティー
台湾スイーツの代名詞ともいえるタピオカミルクティー。ミルクティー色の地に、ツヤツヤのタピオカ、それにご丁寧にストローまで描かれています。何ともおいしそうなデザインです。
(中央)黃花風鈴木(ゴールデンフラワー)
毎年3月頃に通りを黄色に染めるゴールデンフラワー。ハイビスカスのようにヒラヒラしているのが特徴です。明るいコントラストのデザインに南国らしさを感じます。
(右)カラスミ
言わずと知れた台湾の名産品。カラスミの最盛期となる旧正月の頃には、まさにこの柄のようにカラスミを天日干しする光景を目にすることができます。
(左)虱目魚(サバヒー)
ミルクフィッシュとも呼ばれる虱目魚(サバヒー)は、台南名物の淡白な白身魚。焼いたりりお粥に入れて食べるのが台南風。活きのいいサバヒーをデザインするなんてなんとも斬新です。
(中央)茄芷袋(カーチィアーダイ)
市場などでよく見かける「茄芷袋(カーチィアーダイ)」と呼ばれるナイロン製のお買い物バッグの柄がモチーフとなっています。台南の後壁区が発祥でもともとは手作りで編まれていたそう。
(右)赤い椅子
台湾の屋台やお寺などで何かと見かけることの多いこの赤い椅子。プラスチック製で軽く重ねてしまうこともでき、そして何よりも安価であることから、お店だけでなく家庭でも幅広く使われています。上から見た椅子と横から見た椅子が並ぶ、なんともキッチュなデザインです。
どのデザインも台湾でよく見かける何気ない日常の切り抜きですが、遠目で見るのと近くで見るのとで、印象が異なるのが錦源興雑貨の面白いところです。
ちなみに、このデザインカードは無料でもらうことができるので、旅の記念にも良さそうです。
オンラインストアでも購入可
錦源興の商品は、台南のレトロデパート「林百貨」で販売されているほか、多くのメイドイン台湾雑貨を取り扱う通販サイト「Pinkoi(日本語あり)」を利用し購入することもできます。
前に記事でPinkoiについて紹介したので、よかったら見てみてください。
>>前回の記事:「通販サイトPinkoiでちょっと変わった台湾味を取り寄せてみた」はこちら
台南観光の際に訪れるもよし、日本から取り寄せるもよし、ぜひ普段使いに錦源興の雑貨を取り入れてみてくださいね。
錦源興
住所:台南市中西區中正路209巷3號
時間:10:00~18:00(月・火曜休み)
公式サイト:錦源興
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