「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、岩手県の「わんこそば」。

わんこそばとは、お椀に一杯ずつ給仕された一口分のそばを次々に食べ、何杯食べられたか競い合う、この土地ならではの唯一無二の食文化です。

花巻市のわんこそばの歴史は400年程昔にさかのぼります。南部家第27世利直公が江戸に上られる途中で花巻に立ち寄った際、旅のつれづれをなぐさめようと郷土名産のそばを食べたところ、その風味をたいへん気に入り、何度もおかわりをされたと伝えられています。その際、そばを上品に椀に盛っていたことから「わんこそば」と称されるようになったのだとか。

わんこそばというと、大食いのイメージがありますが、元々はお客様にたくさん召し上がっていただきたいという、おもてなしの食文化からきたものです。

現在、花巻市内の複数の店舗で提供されており、毎年全国から5,000人以上来場する「わんこそば全日本大会」も開催されています。岩手花巻を訪れる際は、ぜひ美味しいそばを、楽しみながら味わってみてください。

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