みなとみらいスマートフェスティバル2023|真夏の横浜みなとみらいが高火力の花火で熱くなる!

④場所取り、そして開演まで

結局、早く来た意味をかなぐり捨てて、本日の観覧場所は臨港パーク芝生エリアでは最後方にあたる通路と植え込みのすき間に決定。そこから撮影したのが③や④の写真だ。目の前が通路なので歩く人が邪魔になりがちだが、密集地帯に比べると平和なものだ。また、臨港パーク芝生エリアには立木が多くよく考えないと花火が木に隠れて見えない。そこは花火観覧に行きまくっているこのわたくし、グーグルマップで予習もしたし、まあまあよい場所を見定められたと思う。何人かの初見さんと思われる方に「花火はどこですか?」「ここから見えますか?」と聞かれたが、私を信じなさいとペテン師のようにバッチリ回答しておいた。(でも見えたでしょ?あの時のあなた。)

ひとつ驚いたのはMMSF、有料エリアに観客をめちゃめちゃ入れている。時間がたつにつれて予想以上にぎゅうぎゅうになり、家族連れが前の方に陣取るにはけっこうな気合が必要だ。しかし、さすがお金を払って来ている皆さん、人口密度のわりに治安がよい。


(18:57)まだまだまだまだどんどんどんどん人が入ってくる。地方の花火大会だと無料席でもこんなに混まないでしょ!?というくらい。

ここから冒頭のあの花火大会が始まるのである。

警備員も嘘をつく?その理由

花火終了後に落とし穴にはまってしまった。おそらく最寄りのみなとみらい駅がすごく混むだろうと考えて私は離れた横浜駅まで歩くことにした。そうするとメインの出入口と違うところから帰ることになる。で、開場アナウンスもそちらからの分散退場を勧めていたのでその通りにしたのだが、これが大失敗。人間の大渋滞にはまってしまって1時間以上足止めを食らってしまったのだ。別の観覧客に後から聞いたところ、今回については最寄りのみなとみらい駅を目指すのが正解だったようだ。


この先の信号を先頭に渋滞発生。しかも臨港パーク芝生エリア以外の観覧会場からの観客も合流して渋滞に拍車をかけていた。

これで分かるのは群衆の動きは運営本部でも完全には把握できないということだ。ましてや現地に立っている警備員・誘導員では全体を俯瞰することなど不可能なので事前に示し合わせた案内を行うしかない。(勝手に違うことを始めると逆にリスクがある。)

結果的に警備員が間違った案内をしてしまうこともあるが、文句を言っても状況が改善するわけではないので、観客も「雑踏警備とはそういうもん」という知識を身に着けることが大切だ。


逃げ場がない陸橋や地下通路は雑踏事故が起こりやすい。危険な場所はこのように通行止め、もしくは一方通行の措置が取られる。冗談ではなく命の危険があるので、都会の花火大会では焦らないこと、急がないことを重視しよう。