日本百名山で最も標高が低い山として有名な筑波山(877m)。関東では古くから「東の筑波、西の富士」と親しまれてきました。関東平野を一望できる山頂からの景色はもちろん、春のツツジや秋の紅葉が美しいことでも知られる名峰です。未経験・初心者はもちろん、友人・知人を連れていきたい経験者におすすめコースについて、登山ガイドが厳選して解説します。
筑波山のおすすめポイント
女体山の山頂から、関東平野や霞ヶ浦を見渡せる絶景が広がる
①標高1,000mに満たない、日本百名山で最も低い山で、レベルに合ったコースが複数ある
②霞ヶ浦、太平洋、そして関東平野を取り囲む山々を一望できる
③トイレや売店、近隣の温泉が充実している
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筑波山が初心者の友達を連れていくのにおすすめな理由
男体山と女体山の鞍部に当たる御幸ヶ原でも関東平野を見下ろせる
登山コースが複数あり、初心者から上級者まで楽しめるのが筑波山。ロープウェイやリフトもあるため、体力に自信がない大人や子どもでも気軽に山頂まで行けます。
日本百名山でありながらも、国内屈指の人気を誇る高尾山のように混雑しないので、山頂からゆったりと景色を楽しめるのも特徴。各登山口や山頂付近にトイレや売店があり、初心者が不便な思いをして、山から遠ざかってしまう心配もありません。
しかし、筑波山は山頂へのコースが四方に伸びており、地元以外の人にはどの道がいいのか、わかりづらいことも。そこで、登山ガイドの上田洋平さんに、魅力別に3コースに絞って紹介していただきました。