■夫婦2人と愛猫が心地良く暮らすための新たな空間
●神奈川県/徳升邸
(※その他の写真は【関連画像】を参照)
大胆ともいえる全面ガラスの扉がちょうど良い籠もり感を生んで居心地の良い書斎に。
座りやすいチェア。
振り返るとガラス扉越しに寝室が見える。
玄関を入ると左手は明るい日差しが差し込むリビングダイニング。右手は寝室とご主人の書斎へとつながる廊下があり、マンションとはいえ戸建て感覚のゆったりとした間取りが特徴的な徳升(とくます)さん宅。
「すでに17年間暮らし親しんできたマンションですが、生活の変化や年齢などを考慮し、昨年5月にリノベーション。夫婦2人と愛猫がこれからも心地良く暮らせる住まいにしたかったんです」
奥様のセンスが光る北欧風インテリアと共にこだわったのが、それぞれのワークスペースを新設したこと。
リビングダイニングのすぐ横に設けた奥様のワークスペース。室内窓付きで壁と緩やかに隔てている。
「籠もり感がありつつ、籠もってないんですね(笑)」
奥様はリビングダイニング横の一角に、ご主人は寝室の横に大きなガラスの引き戸で仕切ったミニ書斎をレイアウトした。
ガラス扉にしたのは、互いの気配を感じつつも、程良い籠もり感が確保できるからだという。
「リモートワークが多いので閉まる空間にしたのですが、同時に圧迫感がなくオープンなミニ書斎にもしたかった」とご主人。
お気に入りの「Bankers Box」のサイズに合わせて左手下の棚を造り、デスクや小物類を飾る棚などを設置。壁色をダークグリーンにすることで仕事に集中できる理想的な空間ができあがった。
手元を照らすライトを棚下に設置。
棚に飾った写真やお気に入りの小物。
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■秘密基地造りの3箇条
1、互いの気配を感じられる書斎。
2、ガラス扉で籠もりすぎない空間を。
3、落ち着いた壁色で仕事に集中。