photo by Naoto Shimoda

キャンプに行ったときのBBQでのお肉選び、どうしていますか?定番だけど贅沢気分を味わえる牛肉、安くて栄養豊富な豚肉、ヘルシーで焼き鳥などにもできる鶏肉など、いろいろな美味しいお肉があって迷ってしまいますよね。

筆者が選ぶのは豚肉です。それも普段なかなか意識して選ばない部位です。

皆さんは「まるごとん」をご存知でしょうか。

長崎県大村市の日岳という山の上にある株式会社上野養豚。自然豊かな地にあるこの養豚場が育てたブランド豚「山のウエノ豚」が、名前の通り豚肉1頭から取れる様々な部位を、そのまま急速冷凍したり、加工したりして小分けにして梱包。月に4日間だけオンラインで限定販売されるんです。

生産者の上野さんによると「豚1頭分を皆で山分け」してしまおうということなんだとか。

その美味しさにハマった我が家。今回はキャンプでBBQをして味わってみました。その様子をお伝えします。

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なぜ豚を“まるごと”なのか?

豚肉の部位を選ぶ時にどういう理由で選んでいますか?

「バラ」、「ロース」、「肩ロース」など、美味しくて使いやすいという理由で選んでいる人が多いのではないでしょうか?豚には他に「ウデ」や「モモ」もあるのに、あまり見かけないですよね。

実はこのウデやモモ、ちゃんと個性があって美味しいのに、細切れや切り落とし、ハムやソーセージといった加工品として販売されることが多いのです。理由はカットの手間が掛かるため。スーパーやお肉屋さんで敬遠されがちなため、部位としてではなく加工されて販売されることが多くなるそうです。もちろん、それでも美味しいのですが……。

ぜひ素材をそのまま調理して味わってみてほしいです。だってとっても美味しいから。

上野養豚さんによると、豚1頭の部位を販売する「まるごとん」のはじまりは、なかなかスーパーで見かけない、ウデやモモを含め、豚肉の美味しさを部位ごとにしっかりと伝えたいという想いがあったからだそうです。

「まるごとん」は養豚場直送で、まるごと1頭分にある合計8部位の販売を行っています。

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持ち運びしやすい真空パックで、ゴミも最小限に

まるごとんのお肉は、食べる直前まで美味しさを逃さないように、カットしてすぐに部位ごとに急速冷凍されます。その後、真空パックされ冷凍便で自宅に届けられます。

使いやすい分量が小分けになって真空パックされています。

これがキャンプに持っていくのにとっても便利なんです!

・冷凍したままクーラーボックスへ入れれば、保冷剤がわりとして使える。

・真空パックされているので、場所を取らない。

・ゴミを最小限に抑えられる。

キャンプでは食材をクーラーボックスに入れて持っていきますよね。でも、スーパーなどで買ったトレー入りのお肉は意外とかさ張ったり、縦に入れるとドリップが漏れたりしてしまうことも。

でも、まるごとんのお肉はそんな心配はありません。

朝クーラーボックスに入れて持っていけば、保冷剤替わりにもなり、キャンプ場に着くころにはちょうど解凍されて食べごろに。もちろん、まだ凍ったままだったとしても、真空パックをそのまま流水にさらせば解凍もできます。

場所を取らないので、いつもよりちょっと多めにビールをIN!

使いやすさは抜群です!

キャンプで気になるゴミを最小限に抑えられるのも嬉しいポイントです。