「サンキューハザード」以外で感謝やお礼の意思を伝えるには?

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運転中に道を譲ってもらった際に行う「サンキューハザード」は、お礼やあいさつの代わりとして多くのドライバーに浸透していると思います。

ただし、以前お伝えしたように、ハザードランプは危険を知らせるのが本来の役割であり、本来の使い方でない「サンキューハザード」で事故や危険を誘発した場合、違反になる可能性があります。

しかしながら、合流時や進路変更時に道を譲ってもらった際、感謝やお礼の意思を伝えることは、円滑な通行にはとても重要です。

とはいえ、「手を挙げる」「会釈する」なども一般的ですが、手を挙げても見えていないかもしれません。会釈をしても後続車のドライバーには伝わらないこともあるでしょう。

サンキューハザードを使わずに、相手に謝意を伝えることはできないのでしょうか。

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「ありがとう」を文字で伝えられるアイテムも

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最も的確に相手のドライバーに謝意を伝える方法として注目されているのが「ありがとうランプ」です。

運転席のスイッチを押すことで後方のドライバーに「ありがとう」というランプが点灯するアイテムです。事前のリアウィンドウにランプを吸盤や両面テープなどで貼り付けておき、運転席の手元にスイッチを配置し、ソケットから電源を取るという準備が必要です。

こうした「ありがとうランプ」は家電量販店などでも売られています。筆者の調べたところでは、数千円から2万円前後で販売されていることがわかりました。

しかし、用途の限られたアイテムで1万円以上払うというのは少々高いと感じるかもしれません。また、事前の取り付けが必要な点もデメリットになるでしょう。

価格を抑えたいのであれば、リアウィンドウに謝意を伝える「ありがとうステッカー」を事前に貼っておく方法も有効です。

ありがとうステッカーは、ニコニコマークや、「Thank you」といった文字タイプのものなどさまざまです。

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