ここ日本では、ヨガウェアとして人気を誇るスイス発のスポーツウェアブランド 『[sn]super.natural(エスエヌ スーパーナチュラル)』 が、3つのステートメント「JAPAN FABRIC」を発表しました。
2022年AWシーズンから、⽣地の⽣産拠点が「中国と⽇本・尾州」の2拠点にしなっています。それに伴い、独⽴性を持った製品開発が可能となり、よりきめ細やかなニーズに対応した製品展開と、⽇本・尾州におけるウール産業の保全を図る目的です。

■ブランド10周年を迎える[sn]super.natural

2012年にスタートした『[sn]super.natural』は、環境に優しく快適な天然の⾼級素材・メリノウールと、⾼機能で最先端のハイテク素材をミックスさせた、オリジナルの機能性素材を開発。両⽅の素材の良いところを兼ね備えたハイブリッドなウェアは、ブランドのスタート当時から⼤きな反響を呼びました。

日本ではヨガウェアとして非常に人気のブランドですが、海外では、⾼機能のメリノウールのウェアを⽇常的に取り⼊れており、その機能性の⾼さは登山やトレッキングなどでのインナーウェア、ジョギングウェアなどアウトドアウェアとして広く浸透しています。本国・スイスをはじめとするヨーロッパでも、⼀年を通して快適に過ごすためのギアとして、『[sn]super.natural』の知名度はたいへん⾼く、同ブランドのウェアはもはや⽋かせない存在となっています。

『[sn]super.natural』を⽇本国内で運営する株式会社 SN Japanは、ブランド誕⽣10周年の節⽬にブランド最⼤の特徴でもあり、また原点でもあるオリジナル機能性素材をアップデート。世界三⼤ウール産地である⽇本・尾州において、軟度の⾼い⽔を使⽤した肌触りが良くツヤのあるメリノウールの⽣地を開発。⼀部製品より提供を開始いたしました。

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■新たな挑戦

⼀⽅で、尾州では産業における課題があります。尾州のウールは、世界各国のハイブランドから指名で注⽂を受けるほどの独⾃の技術⼒と品質の⾼さに定評がありますが、全盛期の1/10ほどまでに産業の規模は縮⼩。また繁忙期と閑散期の差が⼤きく、労働者確保と後継者が育ちにくいという問題を抱えているのです。

そこで、株式会社 SN Japanは3つのステートメント「JAPAN FABRIC」を発表します。ハイブランドでも採⽤される⾼い技術⼒を持った⽇本・尾州での⽣産量を増やしていくことで、産業保全に貢献しつつ、ウール×スポーツウェアの領域で新たな素材開発にチャレンジしていきます。