新規プロジェクトも続々と計画中。MORE企画の展望とは

「海に漂っているごみが“自分が出したものでは無い”と言い切れる人はいない。だからこそ、事実を知り、関心を持ち、自身の身近なアクションにつなげて欲しい。MORE企画は、ひとりでも多くの方に興味関心を持ってもらうきっかけになる活動をこれからも続けていきたい」。

と語るMORE企画は、遂行中のプロジェクト以外にも、新たなプロジェクトも順次取り組んでいく予定。その中には、ごみ拾いをボランティア活動ではなく、仕事にすることができるよう今までの取り組みを見直し、刷新する計画があり、今後、クラウドファンディングや寄付なども募る予定。さらには、NPO法人や一般社団法人などへの登録も検討しているという。

また、今まで白井氏が個人で開催してきた環境展示会やセミナーなども、MORE企画として継続して開催していく予定とのこと。

水中写真家の茂野優太氏も参加!過去開催の環境展示会の様子はこちら

川奈の海岸でごみ拾いをする大石氏

山の不法投棄を回収している大見川を清掃するボランティアの会や、伊東市宇佐美の美化活動を行う中学生団体などとも協力し、精力的に活動をしているMORE企画のみなさん。元々は趣味や仕事としてダイビングをしていたが、そこからダイバーの価値を見い出し、自分たちの遊び場を盛り上げることに繋げていった。ダイバーにしかない視点が、実は海の環境問題やその土地の観光など、地域活性に大きく結びついていると思うと、様々な可能性を考えさせられる取り組みではないだろうか。今後も、新たなプロジェクトを計画しているMORE企画の活動に注目していきたい。