釣果写真を撮る際の注意

釣りデビューをした日や大物が釣れたとき、はたまたお子さんとの思い出づくりなど、魚の釣果写真はとってもよい記念になりますよね。ですが、写真を撮る際にも魚の取り扱いには注意が必要です。
たとえば、暴れる魚を強く握り締めてしまったり、長時間水から上げてしまったりするのは、魚を弱らせてしまう一番の原因になります。

理想的なのは、魚をネットに入れたまま水につけた状態での撮影です。やむを得ず、魚を手に持った状態での撮影をされる場合は、十分に水で手を冷やして表面温度を下げてからネットごしに魚を持って撮影するようにしましょう。(グローブを着用し素手で触らないようにするのもGOOD)
必要以上に長い時間魚を水から上げた状態にしないよう配慮しましょう。


ネットに入れ、魚を水につけたままの状態での撮影が理想的

手持ち写真は十分に手を冷やしてネットごしに軽く持つくらい。(ギュッと握らない! 長時間触らない!)

また、魚のサイズを測りたいときは陸に直接置かず、ネットの中で測る、もしくはスタッフの方に頼んで、専用の計測ケースを使用させてもらうなど、魚を傷めないようにしましょう。


魚の計測は専用のケースで行う

 

当たり前ですが、魚釣りは魚がいないことには成立しません。管理釣り場に元気な魚がいてこそ、その駆け引きやファイトを楽しむことができるのです。リリースの際は、また元気に遊んでもらえるように、管理釣り場の魚を極力傷めないように、魚の扱いに配慮するのが釣り人のマナーなのです。
常にパーフェクト…とはいかないまでも、正しい知識と作法を知って、気持ちよく釣りを楽しんでくださいね。