現在も聖地とされ、静寂が心地良いパワースポット「斎場御嶽」や、エメラルドグリーンの海に心癒される「古宇利島」、亜熱帯の森でのトレッキングが楽しめる「大石林山」など、沖縄のおすすめ癒しスポットをご紹介します。
1.残波岬(ざんぱみさき)
photo by ryomさん
沖縄本島最西端にある岬で、本島で一番最後に夕日が沈む場所。高さ30mもの断崖絶壁が約2kmに渡ってつづき、名前のとおり、波が激しく岩にぶつかり、白い飛沫がとぶ荒々しい光景を見ることができます。先端には残波岬灯台がたち、展望スペースからの眺めも見事。晴れた日には慶良間諸島まで見渡せる、心癒される海の景色が広がります。
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2.斎場御嶽(せーふぁうたき)
photo by たかさまんさん
「最高位の」という意味を持つ「斎場(せーふぁ)」の名で呼ばれる斎場御嶽。実はこの名称は通称であり、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」といいます。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する資産のひとつで、国の史跡、沖縄県指定名勝にも指定されています。
琉球の創世神話に登場する沖縄の七御嶽のなかでも、最も格の高い聖地とされ、沖合の久高島を崇める地として敬われてきました。もともとは男子禁制の場で、琉球国王でさえ、聖域内に入る際には女性用の衣装に着替えたと伝えられています。
もちろん現在も聖地として扱われており、観光地でありながら静寂さを保ち、神聖な雰囲気を感じます。なかでも三角の空間「三庫理(サングーイ)」は最も神聖な場所であり、パワースポットとして知られています。