根掛かりしにくいおすすめのルアーを選んでみた!

そもそも根掛かりしにくいルアーというのは、存在するのでしょうか?

実際に使ってみて、極めて根掛かりしにくい2つをピックアップしてみました。

キャストしてただ巻きすると、きっちり手元に戻ってきてくれるスグレモノです。

スミス(SMITH LTD) ベビーポトフ ピンクシルバートノ 15

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全長53mmでウエイト9.7gの、中空ソフトフロッグです。

特徴的なのは、フックが上向きでハリ先が1本のみ付いていること。

通常は2本のハリ先になっているものが多いのですが、このルアーは1本なので、根掛かりの確率は一気に下がります。

いわゆるノーシンカーリグのワームのようなもので、折れ枝や沈木の隙間にもガンガン放り込んで、きっちりトレースできるでしょう。

ウエイトが9.7gというのが絶妙で、キャストしやすく根掛かりしにくいベストバランスに仕上がっています。

実際にフィールドで使ってみました。

Mパワーブランクスのベイトロッドに、16lbのモノフィラメントラインを巻いたベイトリールを装着。

軽くロッドを振るだけで、飛距離はグングン伸びていきます。

狙ったピンポイントに着水させやすいので、根掛かりトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

実売価格は千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

カラーバリエーションは豊富ですが、腹部にラメを施した配色のほうが、誘いの要素が強い気がしました。

バスやナマズ・ライギョ・コイなどの食い付きはとても良く、さまざまなカバーに撃ち込んでみることをおすすめします。

フッキングする際は、水面からベビーポトフが見えなくなってから、強めにおこなってください。

水上に突き出た折れ枝にラインを引っ掛けてぶら下げ、何度も水面を叩いてアピールする提灯釣りにも適しています。

ボトムアップ チビーブル タンデムウィロー 1/4oz Bottomup ChiBeeble ▼413 シラウオ 1/4oz

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ボトムアップからリリースされている、コンパクトサイズのスピナーベイトです。

コロラドブレードとウィローリーフブレードが組み合わさった、タンデムウィロータイプなので、スローにリトリーブすることが可能です。

ウエイトは1/4ozと軽めなので、落とし込みもスローにおこなえるのがメリットといえるでしょう。

実際にフィールドでキャストしてみました。

Mパワーブランクスのベイトロッドに、14lbのモノフィラメントラインを巻いたベイトリールを装着して、折れ枝の中へキャスト。

シンキングルアーなので枝には乗り上げてしまうものの、リールハンドルを回してリトリーブを始めると、アッパーアームやロアアームが上手い具合に枝をかわしてくれます。

フックはこのアームに囲まれた状態ですから、ハリ先が枝を貫いてしまう展開にはなりにくいでしょう。

飛距離も空気抵抗を抑えてよく伸びてくれますし、フックの刺さりもバツグン。

不意に発生するバイトにも、しっかりと対応できるのが嬉しいです。

実売価格は千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

フックにワームトレーラーを装着すると、トータルウエイトが加算されて、飛距離をもっと伸ばせるようになります。

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根掛かりを自分で外して釣りを楽しもう!

根掛かりの外し方や自作回収機の作り方、根掛かりしにくいおすすめのルアーを取り上げましたが、いかがでしたか?

どうしても根掛かりが外せないときは、ラインを切る判断をしなければなりません。

切る場合は、ルアーに近いところで破断するようにして、釣り場にできるだけラインを残さないように配慮しましょう。



根掛かりの外し方をマスターしたい!自作回収機でルアーを救助する方法

第一精工から発売されているカラビナキッターは、頑丈で強いPEラインなどが根掛かったときに切断するためのアイテムです。

手のひらや指にラインを巻き付けて切断するのは、たいへん危険で…

2022年10月04日FISHING JAPAN 編集部