【京都】「ENFUSE」/京都市京セラ美術館
昭和8年(1933)に開館した「京都市美術館」が、2020年のリニューアルに伴い、通称を「京都市京セラ美術館」に。
公立美術館としては日本で現存する最も古い建築だった創建当時の本館の意匠を最大限保存しながら、現代的なデザインを加えて生まれ変わったのだとか。
撮影:前谷開
ミュージアムカフェの「ENFUSE(エンフューズ)」は、美術館の入館料なしでも利用可能♪
京都ならではの調理法や食材を生かした食事やスイーツ、丁寧に焙煎された豆でいれるコーヒーなどが楽しめますが、これからの季節は岡崎公園や琵琶湖疏水沿いでも楽しめる「ピクニックプラン」がおすすめ!
「ENFUSE」の「ピクニックプラン」は、ラグやお弁当を入れる籠、そして読書用の書籍(!)など、さまざまな小物が一緒に付いてくるので、特別な用意はいらず、気軽に楽しめるのもうれしいところです。
美術館には庭園があり、春は桜や藤、秋には紅葉が楽しめますが、私のおすすめは新館の屋上にある「東山キューブテラス」。運がよいと、京都市動物園のキリンが見えるおもしろスポットです。
お弁当プラン 1800円
「お弁当プラン」は、人気の“京素材のおかずプレート”をわっぱ弁当で堪能できます。
「サンドイッチプラン」1600円や「スイーツプラン」1600円など、別プランも気になるところ。
セットにはピクニックマップも付いてくるので、土地勘がなくてもベストスポットにたどり着けちゃいます。
キリンを眺めながらのまったりピクニック、ぜひ体験してみてください♪
■ピクニックプラン 概要
お弁当 or サンドイッチ or スイーツ+基本セット(籠、ラグ、SOUSOU手ぬぐい、読み物、美術館マップ、焼き菓子、コーヒー or ティー)
※籠、ラグ、SOUSOU手ぬぐい、読み物はレンタル
※利用2日前まで要予約
※2022年10月以降、内容・価格に変更あり
■ENFUSE(えんふゅーず)
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124 京都市京セラ美術館内
TEL:075-751-1010
営業時間:10時30分〜19時
定休日:美術館に準じる
世界観にひたれるミュージアムカフェ5選、いかがでしたか。アートも自然もロケーションも、ぜいたくに堪能してみてくださいね。
【監修者プロフィール】
もえの美術館巡り
Instagram:@dilettante.7
Twitter:@dilettante_7
アートナビゲーター。かわいいミュージアムカフェの情報からアカデミックな美術史の話まで、アートを身近に感じられる情報を幅広く発信中。
Photo:もえの美術館巡り
Text:小山亮子(vivace)
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