バス釣りをおこなうときにシャッドシェイプのワームがあれば、タフコンデションでもバイトを誘発しやすいでしょう。

人気のデプスなら、サカマタシャッドを駆使してビックバスを狙うことができます。

いったいどんなリグにセットして、どう釣ればいいのか、詳しくチェックしてみましょう。

サカマタシャッドとは

サカマタシャッドとは、デプスから発売中のバス釣り用ワームのことです。

横から見ると、ベイトフィッシュそのもの。

上から見下ろすと、とても薄くフラットにデザインされているのが分かります。

最後尾のテールは二股に分かれていて、縦ではなく横方向に2つに分かれているのが特徴的です。

サイズ設定は合計5種類で、最も小さいものが4inch、最も大きいものが8inch。

ウエイトは、ノーマルタイプとヘビーウエイトタイプから選べるようになっています。

ただし、4inchのみヘビーウエイトタイプの設定はありません。

素材にはソルトが含まれていて、安定した水中姿勢を保つために、背中側にはソルトを入れずお腹側に寄せています。

深いスリットやフックセットアシストが設置されているおかげで、オフセットフックやジグヘッドを曲がらず真っ直ぐに装着できるようになっています。

それでは、実際にサカマタシャッドをフイールドで使ってみましょう。

おすすめのリグは、ズバリ!ジグヘッドリグ。

軽めのジグヘッドを真っ直ぐ装着してキャスト、ゆっくりと沈んでいく最中にラインを引っ張ると、中層をふらふらとトレースすることができます。

まさにこれ、ミドストを実践していることに。

横方向に引っ張ると、カンタンに一定層をキープできるのは、ワームボディの左右側面にキールが付いているからです。

このキール、まるで耳のような出っ張り方をしていますが、よく見てみると、前方から後方へ下がるように配置されています。

ここに正面からの水流を受けると、ワームボディ全体が上方へ跳ね上げられる感じに。

引っ張るだけで跳ね上がるワームというのは、サカマタシャッド以外にはほとんど存在しないでしょう。

しかも跳ね上がって左右に艶めかしくダートするので、アユやハスなどがバスに追いかけられて逃げ惑う姿にそっくり。

逃走アクションをイメージしながら、ロッドティップを持ち上げつつアクションを加えることで、理想的な逃走を演出できるはずです。

よりスローに引っ張りたければ、ジグヘッドのウエイトを軽くします。

ボートやカヤックからアプローチしやすく、オカッパリでもミドストをきっちり実践できるのは嬉しいです。

出典:デプス

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ヘビキャロで沖合いを探れるサカマタシャッド!

サカマタシャッドの有効な使い方として、もうひとつおすすめなリグを挙げるとすれば、ヘビキャロではないでしょうか。

ヘビキャロは、ヘビーキャロライナリグの略称で、重めのシンカーの後ろにリーダーラインを1m前後結び、その先端にオフセットフック+サカマタシャッドを装着するものです。

シンカーのウエイトは、14g以上あればかなりのロングキャストを期待できます。

沖合いに向けてぶん投げて、ブレイクラインなどのボトムの地形変化を丹念になぞってみましょう。

シンカーが真っ先に変化をとらえてスタックするので、ラインを巻き取るのを止めればサカマタシャッドはダートアクション、そしてゆっくりと沈んでいくことになります。

この過程の中でバスをしっかり誘えますから、グンッと重くなる感触が伝われば、バスのバイトだと考えてください。