大きく開く開口部
VANなら跳ね上げ式のリアゲートと大きく開くサイドのスライドドアが備っている。
現在の日本車では見かけなくなってしまったが、輸入車ならリアゲートやサイドドアが観音開きのものもあり、これもまた良い。
サーフボードのような大きな荷物を中に積むにはこん大きく開く開口部は必須だ。
しかし、車両の背面が開かなければ室内にボードラックがあっても長いボードを車内に入れることは難しくなってしまう。
また、室内にボードラックがなかったとしても、前述の通りで室内にボードを入れておきたいことがある。
バンコンもリアゲートやサイドドアをそのまま残しているケースが多いが、車体最後部がシャワールームになっていて、居室とは小さなドアで繋がっているだけの車もある。
最後部がシャワールームは大変良いアイディアとは思うのだが、ボードの出し入れのができなくなってしまっているようでは困る。
キャブコンは出入り口がサイドにあって、ドアの幅も決して広くないことが多い。
ロングボードやSUPの出し入れどころか、少し大きな荷物の出し入れにも難儀しそうなドアや構造の車もあるが、他が良くてもそれでは私にとっては問題外となってしまう。
買う予定などないのに、背面にドアや大きな開口部のあるキャンピングカーを見ると、つい「オッ!」と思ってしまうことがあるが、私がキャブコンを設計するなら、絶対に背面に大きなドアか大きな開口部を設けることは間違いない。
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安定性が高く積み下ろしのしやすいルーフキャリアやラック
車内にボードが積めるようになっているとしても、車に乗る人数やボードの枚数によっては屋根にボードを積まなくてはならない。
長さが14ftのSUPや5mくらいあるシーカヤックは当然屋根に積むことになる。
頑丈で荷物の積み下ろしのしやすいルーフキャリアかルーフラックも必需品だ。