画像は『青の祓魔師 島根啓明結社篇』キービジュアル (C)加藤和恵／集英社・「青の祓魔師」製作委員会
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およそ7年ぶりの続編発表にファンからは期待の声が続出
近年はアニメの放送終了後、間を置かずに続編の制作が発表されることも少なくありません。しかし、なかには次の作品が公開されるまでに数年が経過してしまう作品も見受けられます。今回は、とうとう続編が公開される「待望の2024年冬アニメ」を3作品あげていきましょう。
『青の祓魔師 島根啓明結社篇』
『青の祓魔師』は魔王（サタン）と人間の間に生まれた主人公の奥村燐（おくむら りん、CV：岡本信彦）が、サタンに殺された育ての親の仇をとるべく、悪魔たちを祓う祓魔師（エクソシスト）を目指す物語です。
加藤和恵先生による同名原作マンガは「ジャンプSQ.」にて連載が開始され、累計発行部数は2500万部を突破しています。2011年にTVアニメ化、2012年には劇場版が公開され、2017年にはTVアニメシリーズ第2期にあたる『青の祓魔師 京都不浄王篇』が放送されました。
その後しばらくの間、続編についての情報はありませんでしたが、およそ7年後にあたる、2024年1月から第3期の『青の祓魔師 島根啓明結社篇』が放送開始されるという吉報が届きます。燐の双子の弟である雪男（CV：福山潤）の左目や燐と雪男の後見人であるメフィスト・フェレス（CV：神谷浩史）の真意など、前作で散りばめられた謎が明かされるのか、また謎に包まれた組織「イルミナティ」の登場など、物語の進展が待ち遠しいです。
ちなみに同作のオープニングテーマは、過去3作品の楽曲を手掛けた、UVERworldと発表されています。過去作の血筋を確実に引き継いだ抜擢にファンからも歓喜の声があがっていました。
『BURN THE WITCH #0.8（ゼロポイントエイト）』
画像は『BURN THE WITCH #0.8（ゼロポイントエイト）』キービジュアル (C)久保帯人／集英社・「BURN THE WITCH」製作委員会
『BLEACH』シリーズの原作者である久保帯人先生による、もうひとつの尸魂界（ソウル・ソサエティ）でのふたりの魔女の物語『BURN THE WITCH』の続編『BURN THE WITCH #0.8』が2023年12月29日（金）より全世界同時配信されます。『BURN THE WITCH #0.8』で描かれるエピソードは、Season1へとつながる前日譚で、特別読み切りとして2018年に発売された「週刊少年ジャンプ」へ掲載されていました
同作は、ロンドンの「表（フロント）」と「裏（リバース）」の世界を舞台にふたりの魔女がドラゴンと呼ばれる異形の存在と戦うファンタジー作品です。前作にあたる『BURN THE WITCH』では、ニニー・スパンコール（CV：田野アサミ）と新橋のえる（CV：山田唯菜）が、ドラゴンを引き寄せてしまう体質となった青年バルコ・パークス（CV：土屋神葉）と出会い、強大なドラゴンと戦う姿が描かれました。
前作は劇場公開と配信のみでしたが、12月29日深夜25時より『BURN THE WITCH #0.8』の公開にあわせてSeason1の地上波一挙放送も決定しています。年末は自宅でゆったりと久保帯人先生ならではの綿密なストーリーを堪能するのもいいかもしれません。
『月が導く異世界道中 第二幕』
画像は『月が導く異世界道中 第二幕』キービジュアル (C)あずみ圭・アルファポリス／月が導く異世界道中第二幕製作委員会
いわゆる「異世界もの」といわれるライトノベルをアニメ化した『月が導く異世界道中』の第2期も多くの人が待ち望んでいたアニメのひとつでしょう。
同作は、とある事情によって異世界へ召喚されたものの、「顔が不細工」という理由で勇者の称号を剥奪された主人公の深澄真（みすみ まこと、CV：花江夏樹）が最果ての荒野で生き抜く異世界ファンタジーです。2021年の第1幕終了直後に第2幕制作が発表されたため、続編の放送を待ち望んでいたファンは多いことでしょう。
第2幕では、深澄と同じく異世界から召喚された、成績優秀な女子高生の音無響（おとなし ひびき、CV：加隈亜衣）と、臆病ながらも真面目な美青年である岩橋智樹（CV：新井良平）が登場します。
明らかに自分よりもハイスペックな勇者たちと深澄がどのように関わっていくのか、第2幕の展開にも期待が高まります。同作は2024年の1月からTOKYO MX、MBS、BS日テレにて2クール連続で放送予定です。
ほかにも2024年冬アニメには、人気作品の続編が多数あります。放送が始まる前に、前作をおさらいしておくと、より一層楽しめることでしょう。
