ゾロ「ONE PIECE Log Collection “WANOKUNI”」(エイベックスピクチャーズ)

【画像】目が合ったら、すぐケンカ!? 犬猿の仲なキャラを見る(4枚)

最高過ぎる、ふたりのワードセンス

 麦わらの一味のなかで両翼コンビとも呼ばれているゾロとサンジ。『ONE PIECE(ワンピース)』の主要メンバーであるふたりはケンカの絶えない犬猿の仲です。長い間、一緒に旅をしていますが、作中でお互いが名前を呼ぶ姿はほとんど描かれていません。特にゾロは、原作で「サンジ」と呼んだことは一度もありません。

 互いに相手を呼ぶときのバリエーションはさまざまで、なかには思わず爆笑してしまった呼び方も。この記事では噴き出さずにはいられない、ゾロとサンジに互いの呼び方を振り返ります。

 まずは、サンジがゾロを呼ぶときのあだ名から。「マリモ」や「アホ剣士」は、ファンも聞きなじみがあり、ゾロ本人も突っ込まないほど日常的な呼び方になっています。さらに「マリモ」の進化系(?)の呼び方として「緑」や「藻っ」などもありますが、よくそれで伝わるな、と感心してしまいます。また、すぐ迷子になるゾロに「クソ迷子野郎」と悪態をつくサンジの姿に「サンジの保護者感が最高すぎる」というコメントもありました。

 そしてゾロは、サンジ以上に呼び方のボキャブラリーが豊富です。「コック」や「まゆげ(ぐる眉)」など、ファンにもなじみ深い呼び方から、「ほげー」や「Mr.鼻血」「7番」などもあり、笑いをこらえきれなかったファンも多かったはずです。また、「素敵マユゲ」や「プリンス」のように、はたから見れば誉め言葉にも受け取れる呼び方もありました。「素敵マユゲ」と呼ばれたサンジも、ゾロに向かって「まりもヘッド」と言い返しており、テンポの良さが大好きというファンもいました。

 ことあるごとにケンカをするふたりですが、ゾロの「ウチのコック」や、サンジの「どうにかする男」のように呼び方から、互いをちゃんと信用している様子が伝わってくるのもファンが多いゆえんなのかもしれません。ファンからは「最後の戦いでお互いが名前呼びしたら激アツ」という声もあがっており、ゾロの「サンジ」呼びに期待がふくらんでいます。