『HUNTER×HUNTER』に登場する超変態なイケメンといえば?(画像:写真AC)

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性格の歪み具合が最高?

 マンガ作品のなかでも、イケメンだけど性格に難がありすぎる、少しイカれた人物が人気を集めることが多いです。危険な魅力が詰まったイケメンには、読者を誘惑する「何か」を持っているのかもしれません。この記事では、『HUNTER×HUNTER』に登場する残念なイケメンキャラを振り返ります。

ストライクゾーンが広すぎる、超変態な戦闘狂「ヒソカ」

 気まぐれで常に笑みを絶やさずひょうひょうとしている、ヒソカ。老若男女問わず気に入った獲物を狩っては興奮をおぼえる変態です。ゴンとキルアの成長後を想像しては、興奮をおぼえるヒソカの姿はかなりイカれたサイコパスです。読者からは「ここまで変態だとは思わなかった」「想像を超えるサイコパスが逆にハマる!」という声もあがっています。

 かなりのモデル体型に見えるヒソカの身体ですが、身長187cmで体重は91kgとかなり重量があります。どれだけ鍛えれば、あそこまで細くしなやかな身体を作り上げることが可能なのか、想像もできません。7巻に登場するシャワーシーンでは、鍛え抜かれた筋肉があらわになります。珍しく化粧を落とした素顔と美しい肉体美にノックアウトされた読者も多いのではないでしょうか?

駆け引きというスリルを楽しむ”うざい”男「パリストン」

 パリストンは、端的に言えば「うざい」を擬人化したような人物です。一見笑顔でさわやかさのある好青年に見えます。しかし背景のキラキラも相まって、ものすごく胡散臭い雰囲気が漂う人物です。実際に作中でも1、2を争うほど狡猾な野心家で、頭が切れることに加えて、駆け引き自体に面白さを感じているため、のれんに腕押し状態に。現実的に敵に回したくないタイプです。「愛するものを壊したい」という歪んだ愛情に、読者からは「究極のSだ!」「あの歪み具合が最高すぎる……」という声があがっていました。まだ、ほとんど戦闘シーンが描かれていないパリストンが、連載再開が期待されている「暗黒大陸編」ではどのような行動をとっていくのか、注目が集まっています。

 イケメンだけど……というキャラでいえば、王のこととなると冷静さを失うシャウアプフ、そしてギタラクルからの変貌ぶりが衝撃的なイルミも外せません。どちらのキャラもモデル体型で整った顔立ちをしています。シャウアプフは、冷静さがあれば少しナルシストな貴族系イケメンですし、イルミは何もしなければただのクール系イケメンです。『HUNTER×HUNTER』の世界観だから、ここまでの変人、変態がイケメンでも人気が高いのかもしれません。