『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』 (C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

【画像】どいつもこいつも…ヤバすぎる発明家たち

ありえない強度の「伸縮サスペンダー」!

『名探偵コナン』は、原作マンガは「週刊少年サンデー」で20年以上も連載が続く大ヒット作で、アニメも1997年からは劇場版も公開されて大ヒットを記録しています。国民的アニメと呼べるほど著名になった『名探偵コナン』について、ネット上ではたびたび話題にのぼります。そのなかのひとつが、「阿笠博士の発明するアイテムがいろいろとヤバすぎる……」というものです。

 例えばおなじみの「腕時計型麻酔銃」は、腕時計の上ぶたで照準を合わせて時刻合わせのネジ(ボタン)を押して麻酔針を発射するアイテムです。コナンが作中で推理を披露するときに欠かせないアイテムですが、仕込まれた麻酔針はゾウを30分ほど眠らせるくらい強力。ネット上では、「ハイペースで麻酔針を打たれている小五郎…… 大丈夫なのか?」と心配する声もあがっていました。

「ヤバい発明品」は麻酔銃だけではありません。ほかに話題になっていたのが「伸縮サスペンダー」です。ベルト部分に特殊形状記憶素材を織り込み、100mの長さまで伸縮できるアイテムです。この伸縮サスペンダーの強度が尋常ではありません。

 2012年公開の劇場版『名探偵コナン 11人目のストライカー』の作中では、スタジアムの電光掲示板裏に爆弾が取り付けられていることをコナンが突き止めます。爆弾解除のため、コナンは命綱として伸縮サスペンダーを使用。最終的に爆破によって落下しそうになった電光掲示板をサスペンダーで支えていました。

 さらに2017年公開の劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』では、パラボラアンテナに伸縮サスペンダーを巻いてスケボーに乗り回転。遠心力で飛ぶという荒技も披露しており、「おかしいくらいの強度レベルだろ……」「オーパーツなのでは?」と話題に。ちなみに伸縮サスペンダーは「犯人を拘束するため」という用途もあるのですが、そんな地味な使い方はあまりお目にかかれません。

 冷静に見ると「ヤバすぎる発明品」ですが、作中のコナンが使うとカッコよく見えてしまうのも不思議です。『名探偵コナン』のヤマ場である、推理シーンやアクションシーンに阿笠博士の発明品は欠かせないもの。これからどんな「ヤバい発明品」が登場するのか注目していきましょう。