芸術と文化の街ニューヨークを訪れるなら外せないのがブロードウェイ。ミュージカルの本場で話題のショーを体験してみるのはいかがでしょう? 行ってみたいけれど、チケットの購入方法や鑑賞時のマナーがわからず、ためらってしまう……。この記事ではそんな方に向けて、ミュージカルの本場ブロードウェイの楽しみ方をご案内します。
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そもそもブロードウェイとは?
(c) Kasumi Abe
ニューヨークの中心地マンハッタンのタイムズスクエア周辺を歩いていると、通りのいたるところに劇場の看板がある風景が見えてきます。それがかの有名なニューヨークのブロードウェイの劇場街です。
そもそも「ブロードウェイ」とは、マンハッタンの南北を斜めに走っている大通りの名前です。この通りの41丁目から54丁目の間、そしてブロードウェイの大通りを中心とした東西、6番街と9番街の間にほとんどの劇場が集まっています。
一般的にブロードウェイ・ミュージカルとは、座席数が500席以上の劇場の演目を指します。このような劇場はブロードウェイ界隈に40カ所あり、毎夜注目の演目が上演されています。座席数が500に満たない劇場で催されているものは「オフ・ブロードウェイ」や「オフ・オフ・ブロードウェイ」と呼ばれ、こちらも人気です。
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チケットの購入方法
(c) Kasumi Abe
観たい作品が決まったら早速チケットを予約してみましょう。
1.Webサイト
一番簡単なのは、クレジットカードを使って演目のWebサイトで購入する方法です。また以下のようなチケットサービスでも簡単に購入できます。
Broadway.org
Telecharge
Ticketmaster
PlayBill
TheaterMania
2.チケットブース
もちろん劇場の入り口にあるチケットブースで買う方法もありますが、当日券を格安で手に入れたいなら、タイムズスクエアの47丁目と7番街の角にあるチケットブース「tkts(チケッツ)」で買ってみましょう。
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演目にもよりますが、tktsでは正規料金の半額程度で購入可能です。ブース近くの電光掲示板に上演直前の演目と割引率が表示されているので、そこで確認することができます。
また、劇場の座席は、1階席がオーケストラ席、2階席がメザニン席やメザニンボックス席で、前方がフロント・メザニン席、後方がリア・メザニン席と呼ばれます。3階はバルコニー席と呼ばれ、金額もまちまちです。
自分で買うのが面倒だったり海外のサイトで購入するのが不安だったりする場合は、日本のチケット会社や現地にある日系の旅行会社に手配をお願いするのも良いでしょう。