まさに「夢洲ゲートウェイ」大阪メトロ夢洲駅の駅舎デザインが公開 万博直結の出入口

山手線のほうのゲートウェイと同じ構造です。

2025年の万博めざし延伸工事中

 大阪市は2023年8月25日(金)、大阪・関西万博の開催にむけて整備を進めている地下鉄中央線の延伸区間について、終点となる「夢洲駅」の駅舎デザインを発表しました。

 地下鉄中央線は、市中心部から港区の臨海部を経て、海底トンネルで南港エリアに入り「コスモスクエア駅」が終点です。北側の人口島「夢洲」で2025年に万博が開催されるため、アクセス路線として延伸区間が建設中です。トンネルはことし6月に貫通しています。

 今回発表された夢洲駅のデザインは、まず「南東出入口」部分。鉄骨膜屋根構造で、開放的なイメージです。2020年に開業したJR山手線の高輪ゲートウェイも、この構造を採用しています。内部空間はイベント客をさばくため幅広い通路と幅広い階段を確保した設計となっています。

 エントランスのサイズは約65m×約19mで地上高は約9.7m。万博会場の「東エントランス」につながる出入口となります。