沖磯釣りのトイレ事情


出典:写真AC

検索エンジンで「沖磯」と一緒に入力されているキーワードはやはり「トイレ」が多いようです。沿岸部の陸から地続きになっている地磯とは違い、陸から離れた沖に独立している沖磯は人工物が一切ない場所であるため、当然ですがトイレはありません。
男性の場合、いわゆる「小」のほうはさほど難しいことではないようですが、やはり「大」となると抵抗があるという人も多いようです。逆に大海原に囲まれ開放感たっぷりの磯で用を足すのが快感! というツワモノもいらっしゃるみたいですが…。となると、やはり沖磯は女性にはハードルの高い釣り場といえるでしょう。

女性で沖磯釣りをやっている人の話では、水分を控え、なるべくもよおさないように気を付けているとのこと。しかし、そうはいっても生理現象ゆえにどうしても我慢できないときもあります。そんなときはポンチョ型のカッパを着て全身をすっぽり覆って済ませたり、思いきって大人用のオムツパッドを装着しておくといった対策をとっていると聞きました。
ちなみに、女性用の「立ちション」グッズなるものがあり、どのようなものか商品サイトを見てみました…。たしかに慣れると男性並みに手軽に用を足せるようになるアイテムではありましたが、私はまだ試す勇気は持ち合わせていません…。

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事前にできるトイレ対策


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オカッパリでも船であっても、トイレに行かずに済むのであればそうしたいし、回数も減らしたい。そのために私がやっているトイレ対策をご紹介したいと思います。参考になれば幸いです。

まず、個人の体質にもよりますが、前日はアルコールや刺激物など腹痛を引き起こしかねない飲食はしない。そして、家を出る直前、釣り場や船に乗る直前など、(もよおしていなくても)行けるときにトイレに行っておく! もう絞り出すくらいの気持ちで(笑)。これで精神的にかなり安心できます。
次に、持参する飲料は、ウーロン茶やコーヒー、アルコールなど利尿作用の高いもの(カフェインの入ったもの)は避け、水やルイボスティーなど比較的利尿作用が低いといわれるものを選びます。釣りに没頭するあまり、ついつい怠りがちになってしまう水分補給ですが、利尿作用の高くない飲料にしておけばいくぶんかマシではないでしょうか。釣りの帰りに必ずといっていいほど冷たいコーヒーをガブ飲みしてしまうのはその反動かもしれません。


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暑い夏に食べるコンビニの冷やし中華、冬の寒い日にすするカップラーメンなど、船の上で食べるとまた美味しさも格別なのでしょうが、トイレのことを考えると怖くて食べられません。男性ほど気軽にトイレに行けない女性たちは、食べるもの飲むものにも工夫と注意が必要なのです。