ゴールデンウイークに家族や友達とドライブに出かける際、予期せぬトラブルに見舞われることも。ちょい乗りが多くめったに遠出しない人や、レンタカーやカーシェアで久々に車を運転する人は、運転前に車の状態や操作方法を確認しておきましょう。

この記事では、「車の冷房が壊れた?車内が全然冷えない!」というときの対処法を解説します。

エアコンの冷房が効かない!考えられる原因は?

車の冷房が効かず、車内が冷えない場合、考えられる車の不具合・故障は以下の通りです。

  • エアコンガス漏れ・ガス不足
  • コンプレッサー不良

しかし、操作ミスの可能性もありますので、まずは落ち着いて次の箇所を確認してみましょう。

A/CボタンをONにしているか

車はエンジンの熱で温風を出しているため、エアコンの温度調整機能で低温に設定するだけでは、車内は涼しくなりにくいです。すぐに涼しくなりたい場合は、A/CボタンをONにしましょう。

窓が開いていないか

最近こまめに換気するようになったという人もいるでしょう。車の窓が開いていないか、確認してみてください。

外気導入になっていないか

外気導入スイッチがONになっていると、車内の空気と外の空気が入れ替わります。換気や循環としては効果的ですが、一刻も早く車内を暖めたい場合は外気導入スイッチをOFFにし、内気循環に切り替えましょう。

【車のエアコン】A/Cボタンと冷房の正しい使い方|風が臭い・ぬるいときは?

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冷房で車内を早く冷やす方法も試そう

上の項目を確認し、問題がない場合は、エアコンを効率よく使えていない可能性もあります。以下の手順を試してみて、車内が冷え始めるかを確認してみましょう。

まずは窓全開+外気導入で熱気を逃がす

車内がなかなか冷えない原因は、車内の空気が熱いためです。まずはその熱気を逃がすことが大切ですので、乗り込んでエンジンをかけたら、まずはドアを開けるか窓を全開にしましょう。

乗り込めないほど暑い場合は、片方の窓を全開にし、反対側のドアを数回開閉するのもオススメです。空気砲のように熱気を窓から追い出すことができます。

そして、エアコンを「外気導入」にして風量を最大に。窓を開けたまま走り出してもOKです。

冷えてきたら窓全閉+内気循環で冷気を閉じ込める

熱気をうまく逃がすことができれば、車内が冷えてきます。このとき、窓が開いていたり外気導入になっていたりすると、せっかくの冷気が外に逃げてしまいます。

ある程度冷えてきたら、窓を閉め、エアコンを「内気循環」に切り替えましょう。風量も適量に調整してOKです。

ドアを開けたら熱気がブワッ!車内温度を早く冷やす方法は?