■九州内ではかなり広いスペースのドッグランを設置
2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが、マイカーのMINIで足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介! 今回は長崎自動車道、金立(きんりゅう)SA(下り)です。
金立サービスエリア下りの店舗外観
金立SA(下り)は、佐賀県佐賀市に位置する長崎自動車道にあるサービスエリアです。金立SAは上下線ともに、ドッグラン施設があるため、往復でワンコと休憩できるスポットになります。
金立SAは、隣接する金立公園へ徒歩でアクセスできるようになっており、全国初のハイウェイオアシスとしても知られています。公園内には徐福長寿館、薬用植物園、コスモス園、金立山いこいの広場などがあり、一般道からの来園はもちろんのこと、長崎自動車道からも金立サービスエリアから徒歩での来園ができます。春は桜や菜の花、秋はコスモスと、花やみどり豊かな公園となっています。
屋根付きのテラス席が充実
橙色の門が目印の店舗には、レストランやショップも充実。なかでも佐賀県産のブランド豚を使用したさくらポークのカツ重や、長崎道自慢のトルコライスなどグルメも充実。また、特製のメロンパンは、お土産としてドライブ中にも手軽に食べられ、リピーターが続出するほど人気です。
店舗のドッグラン側にはスターバックスコーヒーがあり、ワンコ連れのファミリーのために屋根付きのテラス席が充実しています。ウッド調のオープンテラスでは、ワンコと一緒にコーヒータイムが過ごせるように、いくつかのリードフックもあるという嬉しい配慮も。
スターバックスカフェの先にドッグランがある
420㎡と広めのフィールドは緑の濃いエリアにある
お目当てのドッグランは、店舗の左側、スターバックスを過ぎた所にあります。SAの入り口を入ってすぐの駐車場に停めると、ドッグランまでのアクセスが近くて便利です。ドッグランへ向かう途中には、水道設備もあり、ここで手を洗ったり、給水したりすることもできます。
ドッグランの外に水道施設を設置
出入り口に注意書きが書いてあるので、利用前に一読を
ドッグランは、「犬のひろば」と大きな犬の看板が目印。420㎡と広めのフィールドは、建物や駐車場から少し離れた奥地にあるので、サービスエリアであることを忘れさせてくれるほど、緑に囲まれています。
みんながドッグランを安全に楽しく使えるように、ルールが明記されています。遊ぶ前にしっかり確認しておきましょう。利用は、日の出から日没までと制限があります。照明施設がないため夜間は真っ暗になってしまうので注意しましょう。
利用時間は日中のみ
出入り口横に水飲み場がある
ドッグランに入ってすぐ右側に水道設備があります。コンクリートの上に足拭きマットが置いてあり、水の跳ねを簡易的に防いでいる状態。排泄物ボックスは、水道設備とは少し離れた所にあります。
排泄ボックス横にはビニール袋を用意
排泄物ボックスのそばに、ビニール袋が用意されています。ビニール袋まで用意されているのは、ドッグランの中でも数少ないサービスで、ホスピタリティが充実しています。
フィールドには、数本の桜の木が植えてあります。春の桜が咲く時期は、絶好の花見も楽しめそうです。ベンチは1つだけ、砂場跡のようにレンガで囲まれた中にあり、手前にリードフックも設置されています。
ドッグラン横には桜の木が植えてある
金立山を眺められるスポットもある
金立サービスエリア(下り)は、ドッグランの他にも目の前に望む金立山も眺められるスポットもあります。自然いっぱいの「ハイウェイオアシス金立公園」へも足を延ばして、ワンコと散策してみてはいかがですか?
(文:高市 智子/写真:萩原 文博)
※この記事は2023年5月2日に追記・再編集しました。