コイン洗車場とは?
洗車機や高圧洗浄機、車内用の掃除機など、しっかりと洗車したい人にとって便利な機械が揃っているのがコイン洗車場です。
コイン洗車場はマンションやアパート住まいだったり、家の都合で自宅で洗車ができないという人も、思う存分車を洗うことができる便利なスポットとなっています。
利用料金も相場は500円前後と安く、ガソリンスタンドや洗車専門店などに依頼するよりも費用を抑えられることも魅力のひとつですね。
しかし、初めて行く人の中には機械の使い方やマナーが分からないという人も。そこで、コイン洗車場の使い方やマナー、知っておくと便利な裏技、そして近くのコイン洗車場の探し方も紹介します。
コイン洗車場でできること
コイン洗車場は個人が買うのは難しい機械が置かれているため、自宅での洗車よりも本格的な洗車をすることができます。
車の外装だけでなく、インテリアまで綺麗にすることができるので、外側が綺麗でも室内が汚れてしまったときにもコイン洗車場は便利です。
一般的にコイン洗車場で設置されている機械は以下の4つとなっています。
機械洗車
ガソリンスタンドなどでも見ることができるゲートのような機械は「洗車機」と言って、車の外装を自動で洗車、乾燥までおこなってくれる便利な機械です。これを使って洗車することは「機械洗車」と呼ばれています。
洗車機は水洗いのみのコースやワックス洗車までできるコースが選べるほか、乾燥のみをおこなうコースを選べるなど、目的にあわせて利用することが可能です。
ただし、手洗い洗車のように細かなところまで綺麗にするとか、窓とボディで洗剤を買えるとか、そういった融通は利きません。
短い時間で車を洗いたいという場合や、社用車やレンタカーを洗う場合など、簡易的な洗車に使うと便利です。
手洗い洗車
洗車機を使わず自分の手で洗車をすることは「手洗い洗車」または「セルフ洗車」と呼び、コイン洗車場では手洗い洗車用の「高圧洗浄機」が置かれていることが多いです。
高圧洗浄機は文字通り高い水圧で水を噴射できる装置で、これを使うとボディにこびりついた頑固な汚れや虫の死骸なども綺麗に洗い流すことができます。
また、水だけでなくシャンプーの泡やワックスを出すことができる高圧洗浄機もあるため、これ1台を使うだけでもかなり車を綺麗にすることが可能です。
マット洗い
フロアマットを水洗いしてくれる機械が「マット洗浄機」です。
お金を入れてレバーなどでスイッチをオンにすると中でローラーが回り始めて、そこにマットを差し込むと水とブラシなどで綺麗に洗ってくれます。フロアマットは車種によってさまざまな形状がありますが、よほど大きなサイズでなければほとんどのフロアマットに対応。
泥などで汚れがちなフロアマットが綺麗になると、車内が見違えたようになります。
室内掃除
外装だけでなく、車内も綺麗にしたいときに便利なのがバキューム掃除機です。通常の掃除機と違い、先は細めなので車内の狭い箇所のゴミも吸い込むことができます。
吸い込む力も強く、また逆に高圧の空気を噴射することもできるため、細かいところに入り込んだホコリやボディに残った水滴を吹き飛ばすなど、使いこなせばかなり便利です。
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コイン洗車場で必要なアイテム
コイン洗車場では、自販機などで道具を販売や貸し出しをしていることが多く、手ぶらで行っても何もできないということはありません。
しかし、その都度お金がかかりますし、最適な道具が売っていなかったり品切れになっていたりすることもあるため、コイン洗車場に行く前に道具を揃えておくほうがよいでしょう。
この章では、コイン洗車場で必要なアイテムを紹介しているので、ぜひ参考にしてみください。
洗車バケツ
カーシャンプーを泡立てるためのバケツが必要で「洗車用」と書いていなくても大丈夫です。ボディ用とホイール用で1つずつ用意すると完璧。
洗車スポンジ
台所用スポンジは傷がつきやすくおすすめできませんので、洗車用スポンジを揃えましょう。ホイール用とボディ用で分けるのがおすすめです。
洗車ブラシ
背の高い車は、洗車ブラシもあると便利です。また、ホイールに頑固な汚れがこびりついていたり、フロントマスクの隙間など細部までキレイにしたい場合も、箇所に合わせたブラシが重宝します。
カーシャンプー
カーシャンプーは適合ボディカラーやコーティングの有無を確認して選びましょう。
洗車タオル
濡れた車の拭き取りには、身体を拭くタオルはおすすめできません。マイクロファイバーやセームなど、洗車に適したタオルを用意しましょう。洗車タオルは絞ればすぐにまた使えるようになるので、大量にストックしておかなくてOK。1回の洗車で予備も含めて2~3枚あれば十分です。