夜の東名“猛烈渋滞”今夜がヤマ場? リニューアル工事で車線規制多し 迂回が吉か

東名高速の東京・神奈川区間でリニューアル工事が行われている影響で、深夜も激しい渋滞が発生しています。特に祝前日の11月22日(火)夜は規制だらけ。迂回が呼びかけられています。

今夜が規制のヤマ場 ヤバいぞ深夜の東名

 2022年11月現在、東名高速では東京IC~大井松田IC間にて7日からリニューアル工事が行われている影響で、夜間も激しい渋滞が発生しています。

 たとえば11月11日(金)22時台に東京ICから下り線(名古屋方面)を利用したところ、本線は首都高からビッシリ。この日、東名多摩川橋リニューアル工事の一環として、下り線は2車線を閉鎖(1車線通行)しており、車線減少箇所で詰まっていたことが渋滞の原因でした。

 さらに、電光掲示板では「横浜青葉~綾瀬SIC 工事渋滞7km 140分」の文字が。同区間も横浜町田IC付近で2車線を閉鎖していたためです。このため横浜青葉ICから綾瀬スマートICまで一般道へ迂回しましたが、その途中、国道246号から横浜町田ICへ向かうランプに長い車列ができていたのが印象的でした。

 さて、祝前日の11月22日(火)から翌朝にかけては、今回のリニューアル工事における一つの「ヤマ場」になりそうです。レジャー利用のクルマも増えると予測されるため、注意が必要です。

 東京IC~大井松田IC間で、下り線は追越車線側が計30kmほど規制されるほか、2車線閉鎖され片側1車線通行となるところが計5か所。上り線も片側1車線通行が3か所あります。規制の長さや箇所数の多さは、上記した11日の比ではありません。

 多くの場合、規制は夕方から時間差で始まり、日を跨いで23日(水・祝)の朝6時まで続きます。下り線は海老名JCT~大井松田IC間で18時以降に最大15km、上り線は最大25kmの渋滞が予測されていますが、自然渋滞とは異なるため、渋滞長は短くても通過に時間がかかると考えられます。

 そこでNEXCO中日本は、「中央道~東富士五湖道路」や「圏央道~小田原厚木道路~箱根新道~伊豆縦貫道」といった広域の迂回ルートの利用を呼びかけています。

 今回の東京IC~大井松田IC間のリニューアル工事は、11月26日(土)朝6時で終了の予定です。