古くから東北地方の中心地である宮城県。伊達氏によって城下町として栄えた仙台をはじめ、日本三景・松島や南三陸の自然あふれるスポットがたくさん!仙台の奥座敷・秋保温泉や作並温泉、鳴子温泉などの温泉地も豊富です。

【気仙沼市】巨釜半造

「巨釜半造(おがまはんぞう)」は唐桑半島の東側にある二つの岬で、半島を代表する景勝地です。
リアス式海岸独特の入り組んだ地形が連続し、波の浸食によって、奇岩怪岩が多く、荒々しい男性的な景観美が見られます。
シンボルとなっているのが、高さ16m、幅3mの大理石の石柱「折石」。以前は海中から空に向かってそびえ立つ様から「天柱岩」と呼ばれていたそうですが、明治時代に大津波の際に先端が折れてしまったことから「折石」となりました。
二つの岬は遊歩道が整備されていて、太平洋を一望しながら散策することもできます。大海原とともに、迫力の景観を楽しめるビュースポットになっています。

【所在地】
宮城県気仙沼市唐桑町小長根

【アクセス情報】
大船渡線鹿折唐桑駅よりバスで約25分「御崎行巨釜半造入口」下車徒歩約15分
東北自動車道「一関IC」より車で約80分

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【栗原市】伊豆沼

宮城の冬で有名なのが「伊豆沼」の渡り鳥。
東北最大の低地湖沼で、冬季でも湖面が凍結しないので、毎年2000~3000羽のオオハクチョウや、冬の鳥マガンが数万羽も越冬のためにやって来ます。
1967年に「伊豆沼・内沼の鳥類およびその生息地」として国の天然記念物に指定され、1985年には日本で2例目となる国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」にも登録されました。
7月後半から8月末まで夏の約1か月間は、ハスの開花時期に合わせて「はすまつり」が開催され、小型遊覧船に乗って、湖面いっぱいに咲き誇るハスの花を間近に見ることができます。

【所在地】
宮城県登米市迫町新田

【アクセス情報】
くりこま高原駅より徒歩約50分
東北自動車道「築館IC」より車で約15分