鳥のフンは酸性のため、放置していると車の塗装面をジワジワと剥がしていきます。愛車に付いた鳥のフンは見つけたらすぐに除去するようにしましょう。
このとき、除去方法を間違えると綺麗に剥がすことができずに跡が残ってしまうので、注意が必要です。
車についた鳥のフンの落とし方
出したての鳥のフン
目の前でフンを付けられたという場合は、すぐに水で洗い流し、ティッシュなどで拭き取りましょう。跡を残さずにフンを除去できます。
付いてから数時間~1日の鳥のフン
乾燥した鳥のフンを無理に除去しようとすると、塗装も一緒に剥がれてしまいます。力任せに擦って除去するのではなく、水分をたっぷり含ませたタオルやアルコールタイプのウェットティッシュなどで、優しく拭き取るようにしましょう。
付いてから1週間以上経過した鳥のフン
カラカラに乾燥した鳥のフンは強力に固着しています。ちょっと濡らした程度では除去できないので、ぬるま湯に浸したタオルやキッチンペーパーなどをフンに被せて、30分くらい放置しましょう。フンが十分にふやければ、軽く拭き取ることができます。
雨の日に除去する
濡らしたタオルなどを用意するのが面倒くさいという方には、雨の日に鳥のフンを除去することをおすすめします。
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鳥のフンの付着を未然に防ぐ対策とは?
非常にやっかいな鳥のフンですが、車への付着を未然に防ぐ対策法も存在します。
鳥よけグッズを使う
最もスタンダードな方法です。CDや模造の鳥、強力な磁石等をぶら下げるだけで、その周辺に鳥が近づかなくなります。鳥よけグッズは100円ショップやホームセンター等でも扱っています。
サイドミラーを隠す、車にカバーをかける
鳥は車のミラーに興味を示すことが多いため、駐車中の車はサイドミラーを畳んでおきましょう。ミラーが畳めない車種の場合は、車そのものにカバーをかけてしまう方法もありです。
電力会社に連絡する
これは、自宅周辺に鳥の集まる電線等がある場合に限った方法ですが、その地域を管轄するする電力会社に「鳥のフンで困っている」と連絡をすれば、無料で鳥よけのワイヤーを電線の上に設置してくれるそうです。
規模にもよりますが、施工自体は大体半日程度で終わるそうなので、電線にとまった大量の鳥に困っている方は、連絡してみて下さい。