ガタガタ道を走行したり、雪道の窪みにはまったりすることで、アンダーカバーやサイドインナーカバーが千切れたり、最悪の場合脱落したりしてしまうことがあります。

筆者在住の豪雪地帯では、毎年冬になると道にアンダーカバーやインナーカバーがゴロっと落ちているシーンをよく見かけます。

アンダーカバーやインナーカバーって、破損しやすいパーツです。そして案外高価な物でもあります。今回はいろいろな理由で脱落してしまった下回りの保護パーツを購入取り付けしてみます。

■アンダーカバーって意外に高い!

引用:筆者撮影画像

先程もお話ししましたが、豪雪地帯では雪による影響で下回りのパーツはすごく傷みやすくなります。特に今回のモデルのように最低地上高の低いモデルになるとなおさらです。

そしてこういったFRモデルは、坂道を登れなかったり、雪が深くなるとスタックしたりします。同モデルは、真ん中のエンジンを守るセンターアンダーカバーが脱落していました。

じつはこのアンダーカバーって、案外高価なものです。カバー本体だけで10,000円位しました。そして取り付けするクリップも1個100円位します。安易に購入できる代物でもないと考えます。

ただこういった下回りのカバーは、何かを保護・汚れ防止・強度確保などの役目を担っています。やはり付いていないとならないパーツといえます。

所有者さん情報では、アンダーカバーの脱落は雪深い所でスタックし、前後に車を何度も動かし脱出しようとしたが、出れずに結局ほかの車に救援してもらい、下回りから「ガサガサ」というのを放置し、ある時「ガチャガタ」と脱落したようです。

ただこの車の場合は、フロントバンパーの損害もあったので、どこかに接触させたことで破損した可能性もあります。

アンダーカバーの脱落のおおよそのパターン

アンダーカバーが何らかの衝撃などで、止めているクリップが破損
その後、アンダーカバーが垂れ下がり「こするような異音」がする
放置すると、他の取り付けパーツに負荷がかかり、取り付けパーツが徐々に取れていく
最終的に、脱落して使い物にならなくなる(車で踏んづけるために)。

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■意外といろいろな所で、下回りパーツが脱落している

SNSなどの投稿を見ていると、アンダーカバーやインナーカバーを脱落させてしまったという人が画像をアップしていました。道に転がしたままというのは二次災害につながるので、きちんと収容して処理をするのが良いでしょう。

また修理することでそのパーツが再利用できるかもしれません。修理して再利用したくなるのではないでしょうか。