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2024年がスタート。パラリンピックイヤーの抱負を聞いてみた

パラサポWEB

テーマは「全力前進」。
両足義足のパイオニアは、長くハードなシーズンを全力で駆け抜ける。

瞳の奥に強い意志を感じさせる自転車競技の藤田

可能性に挑戦するパラアスリート

「HEROs AWARD 2023」に出席した車いすテニスの菅野浩二は、東京パラリンピックのクアード・ダブルスで銅メダルを獲得したが、シングルスは4位。メダルの期待がかかるパリに向けては、転戦を重ねて前年よりも世界ランキングを上昇させ、大きな可能性を示した。

タキシード姿でビシッと決めた菅野。「可能性」と記してくれた

12月に開催された「IBSA柔道グランプリ大会 東京2023」の女子48㎏級(J1)で準優勝だった柔道半谷静香は、報道陣からパラリンピックイヤーをどんな1年にしたいかと聞かれ「実は、年女であり本厄。焦らず着実に、積み上げていく1年にしたい」と話した。

また、全日本パラ・パワーリフティング選手権で女子79㎏級を制した田中秩加香は、めきめきと記録を伸ばし、同競技の日本女子で唯一、パリを狙える位置にいる。

「順調に記録を伸ばし、目標であるパリパラリンピック出場を決められたら……。(ブラインドフットボール代表候補の夫、田中章仁とともに)夫婦で決められたらいいなと思っています」

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パリの出場権争いも大詰め。多くのパラアスリートにとって“勝負の年”である2024年はどんな1年になるだろうか。今年もパラアスリートとパラスポーツから目が離せない1年になりそうだ。

※世界ランキングは2024年1月1日時点

text by Asuka Senaga
photo by Hiroaki Yoda

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