“成人式で会えて短い時間だったけど話すことが出来ました。私たち家族は橋本勝也選手の大ファンで、これからも応援させていただきます”
橋本選手は、2022年11月に開催された「三井不動産2022車いすラグビーSHIBUYA CUP」で、初のキャプテンを務めました。
“中学野球チームの教え子です。いつも勇気もらってます”
今回、特にたくさんの推しコメントが寄せられたのは、ゴールボールの佐野優人選手。
本日11月4日から明日まで、新宿スポーツセンターにてクラブチーム日本一をかけて戦う「MONEY DOCTOR パラスポーツスペシャル 第30回 日本ゴールボール選手権大会」が開催されます。佐野選手も出場予定で、観覧自由だそうです。
YouTubeチャンネル「Goalball Channel JAPAN」で10月31日にリリースされたばかりの「はじめてのゴールボール」観戦マナー編。競技紹介編とルール編も、オススメ
キーワードは“身近”
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“挑戦し続ける姿が好き!お話しすると紫乃さんめっちゃ優しいの”
バドミントンS/Jリーガーからフェンサーへ転身した車いすフェンシングの河合紫乃選手へも推しコメントがたくさん入りました。
“美味しい日本酒を注いでくれた面白くて優しいスタッフのお兄さんやと思ってたら、後日凄い人やったってのを知って驚きと同時に申し訳ない気持ちになった…これからはしっかりと応援します!!!”
こちらは、スノーボード、岡本圭司選手とのエピソード。今回の“祭”を、推す側も推される側も一番楽しんでくれたのが、スノボ担当のみなさんかも!? 冬競技のシーズンが始まるので、今後の活躍にも注目です。
“体験会の時に、いつも、どの選手よりも近くで応援してくれるハートが気持ちいい選手”
パワーリフティングは、この奥山一輝選手へのメッセージにはじまり、普及イベントによく参加しているという光瀬智洋選手の名前をあげる人も多かったです。さらに、光瀬選手と同じく東京2020パラリンピックに出場した坂元智香選手と直接話したことで興味を持つようになったという投稿も。体験会などでパラアスリートに応援してもらえたという貴重な経験が、次は大会で彼らを応援しようという気持ちにつながるようです。
9月に銀座松竹スクエアにて、交流イベントとして、世界選手権の帰国報告会とパラ・パワーリフティングの体験会が開催された提供:日本パラ・パワーリフティング連盟
“杉村英孝選手、廣瀬隆喜選手、遠藤裕美選手の東京カップ団体戦がほっこりしたのでまとめて推しで!”
誰でも参加できる大会として今年3月に開催された「ボッチャ東京カップ2023 supported by かんぽ生命」にはボッチャ日本代表「火ノ玉ジャパン」のチームも出場。ハイレベルな戦いを制し優勝したのは、杏林⼤学ボッチャ部でした。
写真は左から廣瀬、杉村、遠藤。ボッチャ東京カップ2024予選会(一般の部・東日本大学選手権・西日本大学選手権)は11月18日~19日に、本大会は2024年3月9日~11日に開催される“車いすラグビータックル体験、周りは迫力に驚いていましたが、ずっと笑って喜んでいた私”
選手箱推しのコメントより。パリ2024パラリンピックの出場権を獲得している車いすラグビーからも目が離せません。
“Asue大阪プールで見た宇宙さんの実物は信じられないぐらいかっこよかったです!”
水泳の富田宇宙選手は、アジアパラで金2、銀2のメダルを獲得しました。
“ソメイティの推し活をしていく中で、パラスポーツの世界が身近に!”
11月19日までSusHi Tech Squareにて開催されている「TOKYO FORWARD TOKYO2020 レガシー展」のプレス内覧会では、ミライトワとともにサイバーボッチャにチャレンジするアスリートを応援した“私にとって今年最大の出来事は(車いすバスケットボールのクラブチーム)神奈川VANGUARDSさんが愛媛に来てくださったこと”
チーム推しのコメントのほか、神奈川VANGUARDSに所属する鳥海連志選手、古澤拓也選手、髙柗義伸選手、丸山弘毅選手への推しメッセージもたくさんありました。クラブチーム日本一を決める「天皇杯 第49回日本車いすバスケットボール選手権大会」は2024年2月3日~4日に東京体育館にて開催されます。
アジアパラで男子日本代表は金メダルを獲得! 写真左から、鳥海、古澤、髙柗photo by Atsushi Mihara
“祭”の期間中は、日本代表選手259名が参加したアジアパラが開催されていたこともあり、同大会の新種目、カヌーに出場した瀬立モニカ選手や、陸上競技で金メダルを獲得した井谷俊介選手への応援メッセージも届けられていました。
“これは困った!いっぱいいすぎて絞れない!”というコメントも
アーチェリー、アルペンスキー、車いすカーリング、射撃、柔道、卓球、トライアスロン、ノルディックスキー、馬術、ブラインドフットボール、……まだまだたくさんあるパラスポーツ、応援しているパラアスリートの中から、どの競技を、チームを、選手を選んで“推しコメ”をポストするか、コメント募集期間ギリギリまで考えた人が少なくなかったのも印象的でした。
また、ロサンゼルス2028パラリンピックに採用されるかどうかが注目のパラサーフィンを推す人や、シッティングバレーボール、自転車競技、テコンドーの海外選手を推すなど“ツウ”な推しコメントもあったので、今回の“祭”をきっかけに、新しい扉が開く人もいるかもしれません。
パラスポーツ界の推し活事情はこれからもどんどん選択肢が増えて、忙しくなりそうな見込みです。
text, key visual & photo by parasapo