『ONE PIECE Log Collection  “ROCKET MAN”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

【画像】生きてるけど出てきてくれない!早く戻ってきてほしいキャラ(5枚)

ロジャー復活説が出た理由は?

 最終章に入った『ONE PIECE』では、さまざまな事実が発覚しています。そのなかで、特に「科学技術」に関して衝撃的な展開を迎えており、ネット上ではある話題が盛り上がりました。

※ここか先の記事は『ONE PIECE』の単行本未収録、まだアニメ化されていない物語の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 最終章では、ついに登場した天才科学者・ベガパンクにまつわる、王下七武海に代わる新型人間兵器「セラフィム」の存在や、CP0のステューシーが元王下七武海であるウィーブルの母・バッキンのクローンであることなどが明らかになっています。セラフィムは初期の七武海だったキャラたちが子供になったような姿をしており、現時点でハンコックとミホークとくま、ジンベエにそっくりな姿の固体が登場しています。ネット上では、この衝撃展開によって「今後クローンで復活して登場しそうなキャラ」の話題が盛り上がっていました。

 まず読者の間でもよく予想されているのが、かつての海賊王・ロジャーや、ロジャー海賊団の宿敵・ロックス海賊団のメンバーの、「クローンとしての復活」です。ステューシーは違法科学チーム「MADS」が、かつてのロックス海賊団の乗組員でMADSにも所属していた、ミス・バッキンガム・ステューシー(現在のバッキン)をモデルに作ったことが明らかになっています、そのため、「ロックス海賊団のクルーのクローンは今後もたくさん出てきそう」と、読者の予想が始まっているようです。

 20年近く前からクローン技術があったことは判明しているため、世界政府側の秘密兵器として、レジェンド級の海賊たちがクローンで登場する展開は十分に考えられます。

 特にロジャーについては、ネット上でも「処刑されるために自ら捕まってるし、絶対遺伝子が採取されてる」「血を絶やそうとしたのに、わざわざクローン作らないでしょ」「いや、強さだけは再現して政府のために使いたいはず」「仮にいたとしても絶対に命令なんか聞かないし、どっかでトラブル起こしてくると思う」「レイリーに『俺は死なねえぜ』って言ってたし、ロジャー自身が何らかのつてでベガパンクと繋がって、クローンを残してる可能性もあるよね」と、議論が盛り上がっていました。

 また、まだ謎の多い重要キャラ・シャンクスについても、「クローン説」が浮上しています。シャンクスはこれまでも、「瞬間移動」したかのようにさまざまな場所に出没しているため、複数人説がささやかれてきました。「シャンクスは『シャンク』が複数人いてシャンクス」というネタのような考察も、今回のクローン登場で現実味を帯びてきたと話題になっています。

 シャンクスは五老星と面会できるほどの立場で、「天竜人説」も出ているため、自ら地位を利用してクローンを複数作って連携して行動している、と考える人もいるようです。一方で、「ロジャーとロックスが戦った『ゴッドバレー事件』の後に、赤ん坊のシャンクスが見つかってるけど、もしかしてロックスが自分のクローンとして作り出して育てていたんじゃないか」「シャンクスがロックスの息子で、赤髪海賊団の新入りのロックスターがロックスのクローンかも」と、シャンクスとクローンの関わりの予想はどんどん複雑になっています。

 活発になっているクローン予想ですが、「結局クローンより本人のほうが強いってことになりそう」「今後の劇場版の敵が『○○のクローン』だとしても、本体にぶっ倒されそう」「特に覇気に関しては、人類に潜在する『意志の力』だから、クローンの覇気はオリジナルより弱くなりそうだよね」という意見、予想もありました。今後はセラフィムとその「オリジナル」との戦いが描かれることも考えられ、その際は改めてオリジナルの強さを再認識することになるかもしれません。